獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【071207】アライグマ被害急増 檻、無料で貸し出し 加東市

2007年12月31日 | 獣害-アライグマ・ハクビシン
 アライグマによる農業被害が急増する加東市は、このほど捕獲用の檻(おり)百台を購入した。旧東条町から旧社町東部にも被害地域が拡大。市特産の「やしろの桃」など二〇〇七年度の農作物被害額は、前年度(約三百万円)の一・五倍前後になる見込みだ。市農林課は「アライグマは非常に繁殖力が強いので、被害を見つけたら早急に対応してほしい」と呼び掛け、無料で檻を貸し出すことにしている。(金井恒幸)  アライグマは飼 . . . 本文を読む

【071225】民家にアライグマ 本庄署が捕獲、ペットか 上里

2007年12月31日 | 獣害-アライグマ・ハクビシン
 児玉郡上里町の民家で二十三日、特定外来生物に指定されているアライグマが捕獲された。  本庄署によると、捕獲されたアライグマは体長約七〇センチ、体重約一二キロと大柄。同日午後七時四十五分ごろ、同町金久保の会社員男性(46)が、自宅庭先でドッグフードを食い荒らしているところを発見した。  通報を受けた同署員四人が網などを使って捕獲を開始。アライグマは庭をすり抜け、民家の塀によじ登り、逃走を試みた . . . 本文を読む

【071230】イノシシ:餌求め泳いで上陸!? 愛媛・上島で農作物被害

2007年12月30日 | 獣害-状況
 犬かきならぬ「イノかき」!?--。瀬戸内海の離島から成る愛媛県上島(かみじま)町で近年、泳いで上陸したとみられるイノシシが出没し、町が農作物被害の対応に追われている。「えとは終われどイノシシは去らず……」。町民のため息も止まらない。  町の主な島は岩城(いわぎ)島、生名島(いきなじま)、弓削島、高井神島、魚島で、イノシシが出没しているのは生名島を除く4島。イノシシが泳ぐことは専門家の間で知られ . . . 本文を読む

【071223】常設メニュー化に意欲-限定シカ料理の評判上々

2007年12月29日 | 獣害-利用
 曽爾村太良路の曽爾高原ファームガーデンの温泉施設「お亀の湯」が開設3周年を迎え、22日に記念事業として、レストランがシカ肉の料理を1日限定販売。農作物被害を防ぐために駆除したシカを使っており、料理の評判も上々。運営する村観光振興公社は「この冬の間にも常設メニューにしたい」と意欲を見せている。  同村一帯では、人里近くまでシカが下りてきて農作物を食い荒らすほか、樹皮をはぐなど林業への被害も深刻化 . . . 本文を読む

【071226】シカ肉でしょうゆ 網走第一水産加工業組合 試作品完成

2007年12月29日 | 獣害-利用
 【網走】市内の水産加工業者でつくる網走第一水産加工業協同組合(能取港町三、小林収組合長)は、エゾシカ肉を原料とするしょうゆの開発に取り組み、このほど試作品を完成させた。分析の結果、大豆のしょうゆの一・二倍のうまみを持つことがわかり、深いこくが特徴だ。組合は本年度内の商品化を目指し、製法などを最終調整している。  昨年十二月、組合の田中正彦参事(64)が友人のハンターからエゾシカ肉を譲り受けたが . . . 本文を読む

【071227】県警など安全対策へ連携 銃乱射事件受け事務局設置へ

2007年12月29日 | 獣害-状況
 佐世保散弾銃乱射事件を受け、銃砲火薬類の取り扱いをめぐる関係機関の連絡会議が二十六日、長崎市の大浦署別館で開かれ、猟銃などの安全対策を連携して進める方針を決めた。一方で、銃規制の動きが強まる中、「害獣駆除などで銃が本当に必要な人もいる」として、一律制限を疑問視する意見も出された。  県の関係機関や県猟友会、県銃砲火薬商組合などが参加。猟銃所持者に対し▽所持丁数を必要最小限にする▽猟銃を発砲する . . . 本文を読む

【071226】イノシシ出没、被害相次ぐ 各務原の田畑

2007年12月27日 | 獣害-状況
 各務原市北部の須衛町を中心にした山沿いの畑や水田でイノシシによる食害被害が目立ち始めた。市では捕獲用檻(おり)の設置などしているものの、効果的な対策がなく苦慮している。  イノシシ被害が目立ち始めたのは昨年から。同市須衛町を中心に鵜沼大安寺町などで、山沿いにある水田の稲穂を食べて踏み荒らしたり、畑のサツマイモを根こそぎ食い荒らす被害が出ている。中にはイノシシに踏み荒らされてほとんどコメが収穫で . . . 本文を読む

【071226】下条の男性が間伐材の捕獲おり 低コストで食害対策

2007年12月27日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 下伊那郡下条村睦沢小松原の農業、柳瀬義夫さん(69)が、竹やヒノキの間伐材を用いて、農作物に被害を及ぼすイノシシやニホンジカを捕獲するおりを作製した。市販品に比べ割安で、間伐促進にもつながるほか、自然素材を使うことで動物が警戒せずに入りやすくなる-と期待をかけている。  おりは高さ約1・3メートル、幅約1・2メートル、奥行き約1・9メートルで、中に入った動物が仕掛けに触れると入り口が閉じる仕組 . . . 本文を読む

【071224】鳥獣被害:農作物、総額・面積とも前年度を下回る--06年度・北陸農政局

2007年12月26日 | 獣害-状況
 農林水産省北陸農政局は、06年度の管内4県(福井、石川、富山、新潟)の野生鳥獣による農作物被害状況をまとめた。全国的には被害の高止まりが続く中、管内の被害総額は6億3830万円(前年度比27%減)、被害面積は6335ヘクタール(同40%減)で共に前年度を大きく下回った。  鳥獣別の被害金額ではカラスが全体の34%を占め、サル(19%)、イノシシ(10%)と続く。全国比では、北陸地方の被害金額は . . . 本文を読む

【071107】防護柵:野生のイノシシや猿、シャットアウト 南房総市全域に設置

2007年12月26日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
◇相次ぐ農作物の被害 今年度中、総延長42キロに設置  野生のイノシシや猿などによる農作物の被害に悩む南房総市は、有害鳥獣被害防止対策として市内全域に防護柵を設置する。既に設置を終了した地区もある。県などの補助事業で、今年度中に設置を完了させる。  同市によると、イノシシや猿に農作物を荒らされる被害は数年前から発生している。被害が多いのは富浦や富山、三芳など5地区。稲、芋類などが食べられる被害が . . . 本文を読む