獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【080329】イノシシ肉特産品に育て 那珂川町で処理施設を整備へ

2008年03月29日 | 獣害-利用
 害獣として捕獲したイノシシの肉を特産品として売りだそうと、栃木県那珂川町は平成21年度をめどにイノシシの処理施設を整備する。イノシシの肉は、町内の旅館やレストランなどで販売される予定。イノシシの処理施設は県内初で、農作物を食い荒らす“厄介者”を利用したユニークな地域活性化策といえそうだ。  町によると、山間部を中心にイノシシによる農作物の被害が相次いでおり、カボチャやコンニャク、水稲など被害額 . . . 本文を読む

【080327】サルやクマ用にも150MHz帯の小電力無線、情報通信審議会が答申

2008年03月28日 | 獣害-政策動向
 総務省は26日、「小電力を用いる自営系移動通信の利活用・高度化方策に係る技術的条件」について、情報通信審議会から一部答申を受けたと発表した。 1)簡易無線局等に適したデジタル方式の技術的条件、2)動物の検知通報システムの技術的条件、3)無線操縦機器の高度化方策に関する技術的条件――について答申している。  1)については、機器の小型化に適している変調方式として4値FSK変調方式の導入、キャリア . . . 本文を読む

【080327】日高町でイノシシ105頭捕獲(平成19年度)

2008年03月28日 | 獣害-状況
電気柵とネットで水稲の被害を防ぐ  日高町が平成19年度の有害鳥獣捕獲で、イノシシやサル、シカなどの野生動物を捕獲した数や、農産物の被害金額などをまとめた。このうちイノシシの捕獲数が105頭で、平成18年度の30頭に比べて大幅に増加した一方、農産物の被害金額は1665万円でほぼ例年通りだった。町はより的確に被害内容を把握するため、町内の農業者などに4月14日までに被害情報を提供するよう呼びかけてい . . . 本文を読む

【080326】イノシシ対策 作業部会

2008年03月27日 | 獣害-政策動向
 県内で近年広がっているイノシシの被害について、対策を進めている県の作業部会が26日会合を開き、生息状況などが報告されました。  26日の会合では、県内のイノシシの捕獲状況や生息実態調査の結果が報告されました。  県自然保護課によりますと今年度、イノシシによる農作物などへの被害の総額は、昨年度のおよそ6倍の937万円でした。  一方、今年度県内で捕獲されたイノシシは83頭で昨年度より16頭増 . . . 本文を読む

【080326】ニホンザル大津E群、29頭捕獲 最盛期の3分の1に

2008年03月27日 | 獣害-状況
 比叡山のふもとの人家や農作物に被害を与え、問題になっているニホンザルの群れ「大津E群」の全頭捕獲を目指す大津市は26日、昨年末以降で新たに29頭を捕獲したと発表した。うち26頭を市営放牧場(同市山上町)の飼育施設に収容した。最盛期に約60頭いた群れは、3分の1に縮小し、市は「被害を確実に軽減できる」と話している。  本年度の捕獲作戦は昨年末から今月25日まで実施。群れが生息する山中に特殊なおり . . . 本文を読む

【080323】しかコロッケ 佐用町商工会青年部(兵庫県)/獣害を見かね発奮

2008年03月25日 | 獣害-利用
 シカの食害に泣き寝入りする地域を元気づけたい。兵庫県佐用町商工会の青年部員が農家の悩みを見かねて、捕獲したシカから「しかコロッケ」を開発、大当たりしている。初売りから4年足らずで、年間3万個売れる町の看板商品になった。そこにはシカによってたくましく成長した青年たちの姿があった。  2004年3月のある晩。JR佐用駅前に広がる商店街の一角に若者たちが集まった。兵庫県内の歯科医が集まる6月の「県歯 . . . 本文を読む

【080325】シカ肉を地域資源に 大紀でスペアリブなど試食会

2008年03月25日 | 獣害-利用
 地域の新たな“味”を生みだそうと、農作物などへの被害をもたらすシカの肉を使った料理の試食会が二十四日、大紀町崎の町コンベンションホールで開かれた。  獣害を及ぼす野生の鳥獣を食の観点から地域資源の「ジビエ」(仏語で野生の鳥獣)ととらえ、今後の活用法を探ろうと町観光協会が開催。同町では二〇〇六年度、ニホンジカ百六十五匹などが捕獲されている。  試食会では、先駆的に取り組んでいる滋賀県東近江地域 . . . 本文を読む

【080320】イノシシ捕獲へ突進 新年度目標5千頭

2008年03月23日 | 獣害-政策動向
 イノシシによる農業被害額が06年に過去最多の1億2千万円に上ったことを受け、県は新年度から「イノシシ捕獲倍増事業」を始める。県自然環境保全審議会が19日、県内全域を対象とし、目標の年間捕獲数を従来の2倍にあたる5千頭にする管理計画の変更を了承した。新年度予算案に今年度の3倍近い約2500万円を計上し、本腰を入れてイノシシ駆除に乗り出す。  変更するのは、06年9月に策定した「県イノシシ保護管理 . . . 本文を読む

【080316】有害鳥獣:被害深刻 県、管理捕獲通年に 頭数、補助金も増す--新年度

2008年03月23日 | 獣害-政策動向
 ニホンジカやイノシシ、ニホンザルによる深刻な被害が続いているとして、県は08年度から、管理捕獲の期間を従来の10月~翌年3月から通年に拡大することを決めた。目標捕獲頭数も2・5~3・8倍に増やすことに決定。捕獲数に応じて県が市町村に出す補助金も、1頭につき一律5000円上乗せして、捕獲増を目指す。【宇都宮裕一】  県みどり自然課によると、市町村や農協が有害鳥獣を駆除する管理捕獲はこれまで、農産 . . . 本文を読む

【080322】獣害から苗木守れ 保護管がカシ類にも効果

2008年03月23日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 熊野の森再生を目指し、植樹活動をしている「熊野の森ネットワーク・いちいがしの会」(竹中清会長)は、動物からスギやヒノキの苗木を守る保護管が、カシ類にも効果があることを確認した。カシ類は、スギやヒノキの針葉樹と違う広葉樹だが保護管で囲っても苗木の成長は順調で、同会は「見回りの必要もなく、普段の管理も楽になる。森再生活動に弾みがついた」と喜んでいる。  獣害対策として開発された保護管は高さ約1・ . . . 本文を読む