獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【090822】余呉町で第1号開始

2009年08月23日 | 牛・ヤギ放牧
日本農業新聞に滋賀県余呉町上丹生地区における耕作放棄地での和牛放牧が記事になっていました。 全国的にみると、各地で取り組まれていますが、まだスポット参戦といった具合でしょうか。 滋賀県では、今年さらに5~6カ所で実施予定となっています。 耕作放棄地が獣たちの前線基地になっているのは周知のことですので、畜産農家、耕種農家双方にプラスになる形で、この悪循環を断ち切る一つの取り組みになって欲しいで . . . 本文を読む

【080720】イノシシ被害防止へ牛放牧

2008年07月21日 | 牛・ヤギ放牧
 山口県田布施町別府の耕作放棄地で18日、肉用牛を放して生い茂った草を食べさせる山口型放牧が始まった。隣接する麻里府小の運動場やサツマイモ畑をイノシシが荒らす被害を防ごうと、地域住民が企画した。町内での山口型放牧は初めてで、約3カ月間続ける。  耕作放棄地は約1ヘクタール。同校や保護者らは、イノシシが出にくいよう、隠れ場所となる草むらを刈るなどしてきた。その役目を牛に担ってもらおうと、住民でつく . . . 本文を読む

【080717】野草食べ、作物守れ 獣害防止対策で牛放牧

2008年07月17日 | 牛・ヤギ放牧
 県は十六日、クマやイノシシから人や農作物を守るため、小松市観音下町の中山間地にある耕作放棄地に和牛二頭を放牧した。  白山市の畜産場から連れられてきた一歳と四歳の雌が約一ヘクタールの放牧地に放された。放牧期間は二カ月で、地元生産組合が餌を与えるなど面倒をみる。  放牧地から四百メートルほど離れた場所には集落があり、県自然保護課によると、クマやイノシシは牛を見て警戒するほか、牛が野草を食べるこ . . . 本文を読む

【080705】サルの被害防止対策にヤギ

2008年07月07日 | 牛・ヤギ放牧
 魚津市小菅沼の耕作放棄地に四日、サルの被害防止対策としてヤギ三頭が放された。電気柵が必要な「カウベルト」(牛の放牧帯)に比べて体も小さくて管理しやすく、癒やし効果も期待される。  同市小菅沼は市街地から十数キロの山間部にあり、昨年初めてヤギ三頭を試験放牧した。八月末から二カ月間だったが、ヤギの放つ臭いを避けてサル被害が減少。今年は地区として雄と雌各一頭を購入し、年間を通して飼育することにした。 . . . 本文を読む

【080621】野猿被害防止へ 魚津で2頭放牧 営農組合 カウベルトを設置

2008年06月22日 | 牛・ヤギ放牧
 中山間地域の景観保全と野生生物とのすみ分けを目的にしたカウベルト(牛の放牧帯)が二十日、魚津市稗畠に設置された。同所のカウベルト設置は二年目で、昨年放牧された雌牛の「レイコ」と「サワコ」が再び、放牧地に帰ってきた。  昨年のカウベルト実施では、牛を警戒した野猿が放牧地付近の畑に近づかず、野猿被害が減る効果もあった。住民は二頭の牛に愛情を寄せながら、効果に期待している。  昨年までは県の事業だ . . . 本文を読む

【080621】放牧牛用に飼料イネ作付け

2008年06月22日 | 牛・ヤギ放牧
 東広島市西条町助実の農家6戸でつくる「放牧夢クラブ」は20日、飼料用のイネを作付けした。県東広島地域事務所によると「市中心部では初めて」。耕作放棄地対策で放牧している牛の餌にする。  作付けしたのは、10年間耕していなかった20アールの水田。約20センチに伸びた苗を機械で植えた。通常は初冬に刈ってロール状にして保管するが、刈り取り機のレンタル代が高額なため、穂を立たせたままで牛2頭を放す。 . . . 本文を読む

【080620】イノシシ食害 牛が防止 南砺の市民農園に放牧帯設置

2008年06月21日 | 牛・ヤギ放牧
 県は十九日、イノシシによる農作物被害を防ぐため農地周辺に牛の放牧帯を設ける「カウベルト」を、南砺市小院瀬見の市民農園「福光里山レクリエーション農園」に設置した。県内ではクマやサル対策のカウベルト設置例はあるがイノシシ用は初。  カウベルトは、自分より大きな動物には近づかないとされる野生動物の習性を利用。動物と人里を隔てる緩衝帯の役割を果たす。  面積約一ヘクタールの農園の周囲に事前に電気柵を . . . 本文を読む

【080614】若狭牛:駆け寄る子どもたち 休耕田で放牧始まる

2008年06月14日 | 牛・ヤギ放牧
 休耕田を活用するために県などが美浜町新庄で行っている若狭牛の放牧が13日始まり、入牧式があった。新庄小学校の児童約30人や地区住民が参加、妊娠中の雌牛2頭(11歳と2歳)を放牧した。子どもたちは「元気な赤ちゃんを産んでね」と声をかけながら、牛とのふれあいを楽しんでいた。  放牧はシカやイノシシなどの獣害防止対策のため、06年から始めた。牛は荒れた休耕田の草を食べ、ふんは肥料になるため、将来的に . . . 本文を読む

【080613】遊休農地を牛の放牧に活用 有害獣の被害防止、運動不足解消にも

2008年06月13日 | 牛・ヤギ放牧
 耕作をやめた荒れ地に牛を放ち、雑草を食べさせて猿やイノシシの侵入を防ぐ-。「耕作放棄地まるごと舌刈り作戦」と銘打った県初の試みが、本巣市根尾で始まった。県は景観美化や有害獣の被害防止などに期待し、うまくいけば放牧面積を広げる考えだ。  放牧しているのは、畜産家と地主で設立した根尾能郷放牧場管理組合(杉本竹雄組合長)。8頭の牛を広さ0・45ヘクタールの耕作放棄地に放っている。  本巣市で飛騨牛 . . . 本文を読む

【080605】借りた牛で“草刈り” 「レンタカウ」蒲江で始まる

2008年06月06日 | 牛・ヤギ放牧
 耕作放棄地に県畜産試験場から借りた牛を放つ「レンタカウ」の取り組みが4日、佐伯市蒲江畑野浦で始まった。人手をかけずに“草刈り”ができ、荒れ地を再生させることで、同市内で深刻化しているシカなどの鳥獣害対策にもつながると、期待されている。  レンタカウは、県が2005年度から始めた制度で、県内では県北を中心に導入されており佐伯市では初めて。この日放牧されたのはメスの肉牛2頭。8年前まで水田だった場 . . . 本文を読む