獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【070831】「イノシシ多発警報」発令 金沢の山間部 市など注意呼び掛け 農作物被害

2007年08月31日 | 獣害-状況
 金沢市内の山間部でイノシシによる農作物の被害が深刻化している。JA金沢市などによると、被害は既に三万平方メートルに及んでおり、収穫直前のコメの被害がさらに拡大する恐れもある。市や地元、生産者らで組織するイノシシ等獣害防止対策協議会は三十日の会合で「イノシシ多発警報」発令を決定し、山間部の生産者らに自己防衛を呼び掛けている。  JA金沢市によると、イノシシによる農作物の被害が確認されたのは今月初 . . . 本文を読む

【070830】誘導柵を設け、イノシシなどの捕獲率高める

2007年08月30日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 国直轄「鳥獣害防止対策事業」に、伊那市高遠町の捕獲体制整備事業が採択された。捕獲おり周辺に誘導柵を設け、イノシシやシカの捕獲率を高める。猟友会だけでなく、農業者も一緒になって技術や知恵を共有し、捕獲体制の整備を図る。  町内の獣害被害面積(06年)は、イノシシ、サル、シカなど15ヘクタール。有害鳥獣対策で集落を防護柵で囲った効果はあるものの、道路から侵入するなど被害面積は増えている。  その . . . 本文を読む

【070828】ヤギ放牧 初試験 猿害対策の決め手に

2007年08月29日 | 牛・ヤギ放牧
 魚津の農業者グループ “縄張り行動”に期待  魚津市小菅沼の中山間地で耕作している農業者のグループ「すがまエコグループ」は二十七日、猿害に悩まされている同地区で、サルなどの野生生物を遠ざけ、里山の景観を保全する目的で、試験的にヤギを放牧した。カウベルト(牛の放牧帯)は県内各地で行われているが、ヤギ放牧は初めて。 (武田寛史)  猿害対策に一役買うのは、群馬県の業者から、六十日間契約で借りた . . . 本文を読む

【070829】高齢化対応の獣害対策は 県の水と土保全対策事業

2007年08月29日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 古座川町潤野区をモデルに、高齢化が進む山村での有効な獣害対策を考えようと、京都大学大学院農学研究科助教の九鬼康彰さん(37)が区民と協力して調査を進めている。九鬼さんは「高齢化地域では管理費用や労力とのバランスを考える必要がある。将来の合理的な対策を探りたい」と話している。  県の2カ年事業「中山間ふるさと水と土保全対策事業」。潤野区は本年度、地域住民が一体となって農業環境や農村景観を守る体制 . . . 本文を読む

【070828】クマ追い犬の育成へ取り組み 伊那市

2007年08月28日 | 獣害-モンキードッグ
 伊那市は、クマやサル、シカ、イノシシなどの獣を人里から追い払う専用犬の育成事業に取り組む。北海道犬10頭を購入し、市内の研究者に委託して育成する計画で、市議会9月定例会に提出予定の今年度一般会計補正予算案に購入費や犬舎の整備費など事業費600万円を計上した。  市によると、鈴木延夫・元北海道大学助教授(動物生態学)=同市高遠町板山=に訓練を依頼して8月上旬、市内で飼育する北海道犬3頭で訓練した . . . 本文を読む

【070827】みわ・ダッシュ村にて丹波猪からの農作物被害を未然に防ぐために

2007年08月27日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 みわ・ダッシュ村(主管:NPO京都SEINEN団)では、全国の耕作放棄農地をベースに年々その数が増えている猪の農作物被害を未然に防ぐための活動として、まず手始めに、猪の巨大捕獲オリを仕掛けることになりました。なお、本活動への協力者を求めるために全国から巨大捕獲オリの共同オーナーを広く募集します。  みわ・ダッシュ村のある京都府福知山市三和町近辺は、全国的に丹波栗の産地としても著名でありますが、近 . . . 本文を読む

【070826】特産品「トチの実」シカから守れ  綾部・古屋地区でネット張り

2007年08月27日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 過疎高齢化に悩む限界集落、京都府綾部市睦寄町の古屋地区で26日、住民とボランティアらがトチの実をシカから守るネットを張った。同地区は市が進める活性化策「水源の里条例」の対象5集落のひとつで、秋の収穫後には「トチモチ」を特産品としてPRしていく。  市東部に位置する同地区は、市役所から28キロ。住民は1人を除き、65歳以上の5世帯7人。50本のトチノキがあり、地元用に加工してきた「トチモチ」の特 . . . 本文を読む

【070826】イノシシ被害急増で対策支援制度を創設(栃木県足利)

2007年08月26日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 イノシシ被害急増を受け、市は本年度「イノシシ対策支援制度」を創設した。「個人での防護柵購入や捕獲依頼は非効率」として、共同で田畑を守るための柵やおりを購入した住民に、購入費用の一部を補助する。補助申請は今月一日から始まり、三十一日まで受け付けている。被害状況を現地調査した上で交付を決定する。  市は四月、「市有害鳥獣被害対策支援事業費補助金交付要領」を策定した。同要領によると、イノシシの被害を . . . 本文を読む

【070823】クマに発信器 生態調査開始/むつ

2007年08月25日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 クマによる食害などの被害を防ぐため、県は二十三日から、むつ市の国有林などに生息するクマに発信器を取り付け、生態調査を開始する。また、これまで下北や津軽地方で行ってきた個体数調査も全県に範囲を拡大、双方の調査結果を分析した上で、来年度中にも被害防止マニュアルを作る方針だ。  下北地域県民局によると、調査対象はむつ市大畑町の国有林、同市田名部地区と同市城ケ沢地区の森林の三カ所。ワナにかかった計三頭 . . . 本文を読む

【070815】イノシシ夜な夜な出没 食害でくくりわな設置

2007年08月24日 | 獣害-状況
 田辺市文里の市道大戸線沿い田辺高校近くの畑で、イノシシが夜な夜な出没して農作物を食い荒らしている。田辺市は14日までに、イノシシが通っているとみられる獣道にくくりわなを設置、有害獣捕獲に乗り出した。  イノシシが現れているのは、平田正勝さん(69)=田辺市神子浜=の畑。7月20日から畑が掘り返され、山芋とサツマイモが食べられる被害があった。本社記者が9日夜から10日未明にかけて自動撮影したとこ . . . 本文を読む