獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【071224】鳥獣被害:農作物、総額・面積とも前年度を下回る--06年度・北陸農政局

2007年12月26日 | 獣害-状況
 農林水産省北陸農政局は、06年度の管内4県(福井、石川、富山、新潟)の野生鳥獣による農作物被害状況をまとめた。全国的には被害の高止まりが続く中、管内の被害総額は6億3830万円(前年度比27%減)、被害面積は6335ヘクタール(同40%減)で共に前年度を大きく下回った。  鳥獣別の被害金額ではカラスが全体の34%を占め、サル(19%)、イノシシ(10%)と続く。全国比では、北陸地方の被害金額は . . . 本文を読む

【071107】防護柵:野生のイノシシや猿、シャットアウト 南房総市全域に設置

2007年12月26日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
◇相次ぐ農作物の被害 今年度中、総延長42キロに設置  野生のイノシシや猿などによる農作物の被害に悩む南房総市は、有害鳥獣被害防止対策として市内全域に防護柵を設置する。既に設置を終了した地区もある。県などの補助事業で、今年度中に設置を完了させる。  同市によると、イノシシや猿に農作物を荒らされる被害は数年前から発生している。被害が多いのは富浦や富山、三芳など5地区。稲、芋類などが食べられる被害が . . . 本文を読む

【071224】諏訪市内で、地場産のシカ肉と米を使った料理を宿泊客に提供へ

2007年12月26日 | 獣害-利用
 長野県諏訪市で、諏訪大社の神符「鹿食免(かじきめん)」「御作田社信仰」を生かした新しい食のブランドづくりが進んでいる。仏教の教えで肉食が禁じられていた時代に、諏訪大社が「鹿食免(かじきめん)」と呼ばれる免罪符のような札を配布していたことにちなんで、シカ肉の普及を目指しているもの。同市の諏訪湖温泉旅館組合は、地場産のシカ肉と米を使った「赤米のリゾットとシカロース」を、加盟旅館の共通の料理として宿泊 . . . 本文を読む

【071225】「北限のサル」一斉調査始まる

2007年12月26日 | 獣害-対策:サル
 国の天然記念物「北限のサル」の実態を把握する下北半島一斉調査が二十五日、始まった。群れの数や生息数などの現状を正確に把握するため、民間研究グループと地元の調査会などが連携。全国の研究者や学生など過去最大規模となる約百五十人が参加し、二十九日まで実施する。  調査は、特定非営利活動法人(NPO法人)ニホンザルフィールドステーション(伊沢紘生理事長)が主体となり、下北半島のサル調査会や市町村教委な . . . 本文を読む