~ 転載 ~
有数のタケノコ産地として知られる北九州市小倉南区の合馬(おうま)地区で地元生産者らが22日、イノシシ捕獲用の竹の檻(おり)を完成させた。
JA北九東部地区本部によると、今年は裏年で1月に冷え込んだ影響もあり、タケノコの成長が遅い。その上、イノシシ被害が重なり、今年のこれまでの出荷量は月2~4キロにとどまり通常の裏年に比べても特に少ない。
区や地元出荷組合などが1月に開いた対策会議で竹の檻を設置し効果を検証することを決めた。檻は愛知県岡崎市の猟友会で考案され、雑誌などで話題になっているという。
縦、横各1.2メートルで、奥行きが1.5メートル。中に米ぬかなどの餌を入れ、イノシシが入ると扉が閉まる仕掛け。出荷組合員ら約20人が1日がかりで2個完成させた。山間部に設置する。
JA北九合馬たけのこ出荷組合の立石望組合長(53)は「鉄製(約5万円)に比べ1万~2万円とコストが低く、自然の材料でイノシシの警戒心も緩むと思うので捕獲されやすいのでは。効果があれば檻の数を増やして被害を最小限にしたい」と話した。
毎日新聞
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