獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【080627】美山の環境変化考える 南丹、知井振興会が学習会

2008年06月30日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 京都府南丹市美山町の知井振興会がこのほど、同町中の知井会館で「環境問題を考える学習会」を開いた。同町環境保全対策協議会の松田茅里会長(同町安掛)が、美山の自然環境の変化などについて話した。  同振興会は環境問題などの生涯学習に取り組んでおり、昨年はシカやイノシシなどの食害対策をテーマに開いた。  今回の学習会には約30人が出席。松田会長は「美山でも年々、積雪量が減っているように感じるし、少し . . . 本文を読む

【080629】猿追い払い犬 効果グッド 8割が被害減少

2008年06月30日 | 獣害-モンキードッグ
 農家の悩み、農作物の獣害防除に、「犬力」が注目されている。有効策がなかなか見つからない猿退治に、追い払い犬を育成する兵庫県は、防止効果が高いとの調査結果をまとめた。一方、鳥取県はアライグマの居場所を見つける探索犬の養成に乗り出した。  兵庫県森林動物研究センター(丹波市)は、猿による農業被害の防除に使われている追い払い犬の効果と問題点を把握するため、全国の追い払い犬の飼い主を対象に実態調査をし . . . 本文を読む

【080624】鹿大量捕獲へ 入笠牧場のおり運用開始

2008年06月30日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 JA上伊那は伊那市入笠山の入笠牧場に設置したニホンジカの大量捕獲おりの運用を今月中旬から始めた。柵で囲んだえさ場に鹿を誘い込む施設で、銃を使わず、安全で効率的に捕獲ができるとして効果が期待されている。  施設は県や市の補助を受けて設置した。広さは約2ヘクタール。高さ2.5メートルの柵で囲み、落下式のゲート(高さ2メートル、幅1メートル)を3カ所に設置した。鹿が進入してえさを食べると、えさ場とワ . . . 本文を読む

【080625】鳥獣害対策に支援 狩猟免許試験料など補助

2008年06月25日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 深刻化している鳥獣による農作物被害対策として、印南町は農家が狩猟免許を取得しやすいよう、試験料などを補助する制度を導入、23日から申請の受け付けを始めた。制度を活用すると免許取得時の農業者の負担がなくなる。  有害鳥獣対策に力を入れている県も「市町村としてはまだ少ない取り組み。対策強化に弾みがつくのでは」と歓迎している。  対象は町内在住の農業者。網・わな猟免許の試験料と、県猟友会が実施する . . . 本文を読む

【080624】吹き矢でエゾシカ捕獲

2008年06月25日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 住宅街にシカが現われ、畑が荒らされるなどの被害が出ている羅臼町では、猟銃が使えない住宅街のシカを吹き矢で捕獲しています。  住宅街にあらわれたエゾシカ。我が物顔で歩き回って畑を荒らしたり、交通事故を引き起こすなど地元住民の悩みのタネです。羅臼町では先月から、吹き矢を使ったエゾシカの駆除を始めました。アルミの筒と、麻酔の注射器を仕込んだ手作りの矢です。(羅臼町環境管理課・宮津直倫さん)「羅臼の場 . . . 本文を読む

【080623】シカ肉:菱刈町で県内初、特産品作り 今夏中の商品化目指す

2008年06月24日 | 獣害-利用
 有害鳥獣として駆除したシカの肉を加工して町の特産品にしようという県内初の取り組みが、菱刈町で始まっている。町は6月定例議会にシカ肉の解体・加工の施設建設費として約380万円を計上した今年度一般会計補正予算を提案。農林水産省の補助事業なども利用し、今夏中の操業開始を目指している。  町によると、町内の山林には10年ほど前からシカが現れるようになり、近年は農林業への被害が顕著になっている。町内で有 . . . 本文を読む

【080624】猿害一掃へ電気柵 黒部・池尻、段々畑に農家ら設置

2008年06月24日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 黒部市池尻地区で二十三日、野猿に畑の農作物を食い荒らされないようにするための電気柵が設置された。  同地区では毎年五―十一月、ジャガイモやネギ、キャベツなどの農作物がニホンザルの被害にあっている。柵は県の補助を受けて黒部市が購入した。  農家約十人が段々畑の周囲約二百二十メートルに、高さ二メートルの柵を張った。柵には太陽光発電により、約八千ボルトの電流が流れる仕組みになっている。  市農林 . . . 本文を読む

【080621】宮島シカ、繁殖率低く小型化

2008年06月23日 | 獣害-状況
 広島県は20日、宮島(廿日市市)のニホンジカの生息実態調査報告書を公表した。島内のシカは全体的に小型で、繁殖率が低いことが明らかになった。調査は昨年11月―今年3月、島全域を対象に初めて実施した。450―500頭が生息し、このうち市街地に約180頭がいることを確認した。  1歳のシカの平均体重は雌が17.2キロ、雄が21.5キロ。島外のシカに比べ、半分程度の大きさだった。子連れの割合は14―2 . . . 本文を読む

【080621】野猿被害防止へ 魚津で2頭放牧 営農組合 カウベルトを設置

2008年06月22日 | 牛・ヤギ放牧
 中山間地域の景観保全と野生生物とのすみ分けを目的にしたカウベルト(牛の放牧帯)が二十日、魚津市稗畠に設置された。同所のカウベルト設置は二年目で、昨年放牧された雌牛の「レイコ」と「サワコ」が再び、放牧地に帰ってきた。  昨年のカウベルト実施では、牛を警戒した野猿が放牧地付近の畑に近づかず、野猿被害が減る効果もあった。住民は二頭の牛に愛情を寄せながら、効果に期待している。  昨年までは県の事業だ . . . 本文を読む

【080621】放牧牛用に飼料イネ作付け

2008年06月22日 | 牛・ヤギ放牧
 東広島市西条町助実の農家6戸でつくる「放牧夢クラブ」は20日、飼料用のイネを作付けした。県東広島地域事務所によると「市中心部では初めて」。耕作放棄地対策で放牧している牛の餌にする。  作付けしたのは、10年間耕していなかった20アールの水田。約20センチに伸びた苗を機械で植えた。通常は初冬に刈ってロール状にして保管するが、刈り取り機のレンタル代が高額なため、穂を立たせたままで牛2頭を放す。 . . . 本文を読む