獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【080729】南信森林管理署の有害獣わな捕獲、下伊那チーム始動

2008年07月29日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 深刻化するニホンジカなどの食害対策で、南信森林管理署(伊那市)の職員約30人でつくる「国有林・有害獣ワナ捕獲チーム」の下伊那チームが28日、下伊那郡大鹿村の大河原国有林内で本格的に「くくりわな」を仕掛け始めた。  捕獲チームは諏訪、上伊那、飯田下伊那それぞれの地区内にある森林事務所職員で4月に結成、3地区ごとに活動している。下伊那チームはこの日、12人が参加し、青木林道から脇に1メートルほど入 . . . 本文を読む

【080728】農地荒らす 動物捕獲目標

2008年07月28日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
島内3市、防止計画策定  イノシシ(イノブタ)、シカによる農作物被害が深刻化している淡路島の3市は、今年度~2010年度の3年間の具体的な捕獲頭数などを掲げた防止計画を策定した。3市でイノシシ計1980頭とシカ計1650頭を捕り、被害額を全体で約2140万円減らす計画。檻(おり)状の「箱わな」と耕地侵入防止柵の増設、狩猟の強化などを集中的に進め、目に見える成果を目指す。  被害状況は各市で異なる . . . 本文を読む

【080717】鹿肉需要拡大へ「鹿食免」 県の助成受け第2段階

2008年07月26日 | 獣害-利用
 諏訪商工会議所の地域資源価値創造委員会は県の地域産業活性化基金の助成を受けて、諏訪大社に残る「鹿食免(かじきめん)」「鹿食箸(かじきばし)」の伝統を活用した2年目の誘客事業に取り掛かる。鹿肉需要を増やすための料理提供店の拡大や郷土料理の普及、土産品の開発を進める計画で、近く開く鹿食免振興会で、具体的な活動を検討する。  委員会は、観光産業を地域経済けん引の柱に育てるため2007年度から、誘客に . . . 本文を読む

【080723】中国にみるエゾシカの有効活用

2008年07月26日 | ★鹿角利用プロジェクト
エゾシカのさらなる有効活用は中国にヒントがありました。 エゾシカによる畑や牧草地などの食害が深刻ですが食肉以外にもエゾシカのある部分を有効に活用できる調査が進められ注目を集めています。 (鎌田公浩さん)「私たちで取りまとめた報告書ですのでどうぞよろしくお願いします」 先月、中国を訪問しエゾシカの新たな有効活用について調査してきたエゾシカの専門家たち。その報告には高橋知事も興味深く耳を傾けていまし . . . 本文を読む

【080724】猿追い犬:農作物の“猿害”対策、天敵の犬に白羽の矢

2008年07月26日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
◇ペットを選抜育成、8月中旬から説明会  猿による農作物被害に悩む津久見市は、地元農家の飼い犬6頭を「猿追い犬」として育成する。8月中旬から、市内4カ所程度で“候補犬”の説明会を開き、飼い主が提供を申し出た中型犬以上を選抜。大分市の警察犬訓練士に委託し、月3回、4カ月にわたって調教してもらう。年末にはさっそうたる忠犬の活躍が見られそうだ。  昨年度制定の鳥獣被害防止特措法に基づく、農水省の100 . . . 本文を読む

【080724】紀伊大島にもイノシシ被害 危機感募る生産者

2008年07月25日 | 獣害-状況
 和歌山県串本町の紀伊大島で、イノシシによる農作物の被害が多発している。離島だった紀伊大島にイノシシが姿を見せ始めたのは約6年前。泳いで渡ったとみられる。町は近く、本格的な対策に乗り出すが、これまで獣害とは無縁の島だけに、生産者は危機感を募らせている。  近年、全国的にイノシシやシカ、サルなどによる農作物の被害が深刻化している。紀伊大島は1999年に「くしもと大橋」が架かるまで離島だったことも . . . 本文を読む

【080725】「イノシシ大学」佐世保で開講 被害対策で県内初の人材育成

2008年07月25日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 県県北振興局と管内三市七町、地元JAなどでつくる県北地域イノシシ等防除対策協議会は九月、「イノシシ大学」を佐世保市で開講する。一般公募で対策の推進に当たる指導者を育てる試みで、県内初という。  協議会事務局の県北振興局によると、県北地域では近年イノシシ被害が深刻化。二〇〇七年度の県内のイノシシによる農作物被害額約二億一千万円のうち、四割超の約九千二百万円を県北の被害が占めている。  県などは . . . 本文を読む

【080724】「シカが食べない」ワラビ栽培 長和町で遊休農地活用

2008年07月25日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 小県郡長和町和田の松沢地区集落営農組合(45戸)が遊休農地を活用し、ニホンジカが食べないとされる山菜のワラビを栽培している。3年後の収穫、出荷を目指しており、町も結果がよければワラビ栽培を進めたいと注目している。  長和町には162ヘクタールの遊休農地があり、営農組合員が60-80代の松沢地区も農地約20ヘクタールのうち半分を占める。今年3月、約5年前までソバなどが栽培されていたものの、シカ食 . . . 本文を読む

【080721】野生動物管理の専門家養成へ/東京農工大

2008年07月22日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 東京農工大学は今年度から鳥獣害対策も視野に入れた野生動物管理の専門家育成を始めた。同大学の教授や大学院生らが参加し、栃木県日光市周辺で現地調査を展開。将来的には学部段階からの教育の実現も目指す。  日光での調査は栃木県や宇都宮大学などとも連携。シカなどによる環境への影響を調べる。イノシシなどの生息状況、農作物などへの影響調査も検討している。 日本農業新聞 http://www.nougyou . . . 本文を読む

【080720】イノシシ被害防止へ牛放牧

2008年07月21日 | 牛・ヤギ放牧
 山口県田布施町別府の耕作放棄地で18日、肉用牛を放して生い茂った草を食べさせる山口型放牧が始まった。隣接する麻里府小の運動場やサツマイモ畑をイノシシが荒らす被害を防ごうと、地域住民が企画した。町内での山口型放牧は初めてで、約3カ月間続ける。  耕作放棄地は約1ヘクタール。同校や保護者らは、イノシシが出にくいよう、隠れ場所となる草むらを刈るなどしてきた。その役目を牛に担ってもらおうと、住民でつく . . . 本文を読む