獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【071130】シカの被害対策研修会 12月9日、名張市役所で

2007年11月30日 | 獣害-研修・シンポ他
 近年シカによる農業被害や森林被害が深刻化していることから対策を見直そうと、宇陀・名張地域鳥獣害防止広域対策協議会は、12月9日(日)午前10時から、名張市役所1階大会議室で「ニホンジカ被害防止対策推進研修会」を開くことから、農業関係者に参加を呼びかけています。  研修会では、農水省野生鳥獣被害対策アドバイザーで、独立法人森林総合研究所野生動物研究領域長の小泉透さんによる「野生動物とのつきあい方 . . . 本文を読む

【071130】鳥獣被害深刻化、地域挙げ自衛へ 飯伊の中山間地

2007年11月30日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 地域ぐるみの活動で、有害鳥獣の被害を防ごう-。飯田下伊那地域の中山間地で、深刻化するクマやシカ、イノシシなどの被害防除に地域全体で取り組む動きが広がっている。地域を挙げて自衛に乗り出した住民らの取り組みを紹介する。     ◇  山すそに果樹園や畑が広がる下条村睦沢の入野地区では、数年前からクマやイノシシ、サルによる被害が増えた。リンゴや洋ナシ、柿などを食べられ、クマに枝を折られて枯れてしま . . . 本文を読む

【071128】知床岬「シカ半減」作戦

2007年11月30日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
世界遺産地域の植生保護 環境省「今冬まず150頭駆除  環境省は、北海道・知床世界自然遺産の核心地域「知床岬」(約700ヘクタール)で、貴重な植物を食い荒らしているエゾシカを3年かけて、約600頭から約300頭に半減させる対策を試験的に行う。来春までに150頭を猟銃で駆除する予定。国内の世界自然遺産の核心地域で植生保護目的に野生哺乳(ほにゅう)類を駆除するのは初めて。  環境省によると、知床半 . . . 本文を読む

【071120】山梨、秩父、川上の3市村が保全連携 甲武信ケ岳サミットで宣言文採択

2007年11月30日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 日本百名山の甲武信ケ岳を分水嶺(れい)とする河川の源流域に位置する山梨市、埼玉県秩父市、長野県川上村の三市村が、鳥獣害対策や防災対策を含む、源流地域の環境保全・改善の取り組みで連携するための宣言文を採択した。  宣言文は、埼玉県秩父市の秩父ミューズパークスポーツの森で十八日に開かれた「第一回甲武信源流サミット・ECOフェスタ」(同実行委主催)で採択。三市村の首長が署名した。  「有害鳥獣被害 . . . 本文を読む

【071130】南アのニホンジカ増加は越冬環境向上も一因

2007年11月30日 | 獣害-研修・シンポ他
 里地・里山での農林業のあり方や地域環境の研究者が集まる信州大学田園環境工学研究会は29日、「里地・里山における人間と動物」と題した公開研究会を南箕輪村の農学部で開いた。講演した泉山茂之信大農学部AFC准教授は、南アルプス一帯でのニホンジカの増加は、「林道開設に伴うのり面整備などで越冬環境が向上したことも一因」と指摘した。  公開研究会は、研究成果を一般にも公開し「里地・里山の問題提起と今後のあ . . . 本文を読む

【071130】特定外来生物アライグマ 県内ほぼ全域を席巻

2007年11月30日 | 獣害-状況
 特定外来生物に指定されているアライグマの生息分布が県内のほぼ全域に及んでいることが、環境省自然環境局生物多様性センター(山梨県)が作った2006年度アライグマ全国分布図で分かった。県内でアライグマが有害獣として捕獲される数は年々増えており、06年度は 01年度と比べ40倍になっている。同センターは「申請すれば誰でも使える図なので、被害を減らすのに役立ててほしい」と話している。  分布調査は、 . . . 本文を読む

【071128】鳥獣害特措法案で民主党/与党と政策協議へ

2007年11月29日 | 獣害-政策動向
 民主党は27日、農林水産部門と環境部門の合同会議を開き、自民、公明の両党が今国会へ提出を予定している「鳥獣被害防止特措法案(仮称)」について修正案をまとめた上で、政策協議に応じる方針を決めた。農家経営を圧迫し、耕作放棄地増加の一因ともなっている農作物被害の深刻さを考慮し、同党としても早急な対策の実行を提案する。  同党の農林幹部は同日、「この法案は自民党との対立軸を鮮明にしている農業者戸別所得 . . . 本文を読む

【071126】有害鳥獣への対策強化を  福知山市議会、府知事に要望

2007年11月28日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 京都府福知山市議会は26日、被害が深刻な有害鳥獣対策の強化を求める山田啓二知事あての要望書を、府中丹広域振興局の米田保副局長に手渡した。市議会経済委員会に所属する市議6人が府福知山総合庁舎を訪問した。  要望書では「シカ、イノシシなどによる農産、林産物への被害が深刻で、地域の荒廃を引き起こしている」などとして、捕獲体制の確立や府の来年度予算で捕獲対策費助成額や防除施設設置対策費を大幅に増額する . . . 本文を読む

【071128】シカ、海をすいすい 安浦沖

2007年11月28日 | 獣害-状況
 呉市安浦町の無人島、馬島の南約300メートル沖で26日昼すぎ、海を泳ぐシカを呉海上保安部の巡視艇が見つけ、写真に収めた。  目撃されるのは珍しいという。同保安部によると、体長約60センチの子ジカとみられる。乗組員がネットで助けようとしたがうまく引き上げられず、子ジカは約30分後に自力で馬島南側の岩場に泳ぎ着き、姿を消した。  近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究チーム(大田市)の井上雅央チ . . . 本文を読む

【071126】全頭捕獲へ市が方針転換 比叡山のサル「大津E群」で

2007年11月27日 | 獣害-対策:サル
 大津市は、比叡山を縄張りとするニホンザルの群れ「大津E群」について、これまでの方針を転換し、全頭捕獲することを決めた。群れの一部を捕獲してようすを見ていたが、出没頻度がほとんど減っていないためで、関係団体と捕獲計画を策定する一方、捕獲費用や飼育用のおりを改修する費用として、12月定例市議会に提出する補正予算案に669万円を計上した。  大津市は、住宅地に現れ、人に被害を与えるとして問題となって . . . 本文を読む