獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【080229】猿害に飼い犬の出番です

2008年02月29日 | 獣害-モンキードッグ
東近江市 予算案に訓練費  滋賀県東近江市は2008年度から、住民の飼い犬を訓練し、田畑を荒らす猿などを追い払う「追い払い犬」に育てる取り組みを始める。滋賀県内で初の試みで、「犬猿の仲」の直接対決で集落近くに下りてくる猿の退散を狙う。市は新年度予算案に訓練費を盛り込んだ。  計画では、訓練の希望を受け付けるのは、猿生息地に近い同市永源寺高野町と愛東外町で飼われている犬が対象。両町では、猿が民 . . . 本文を読む

【080227】やっかい者イノシシ逆手に町の特産品に

2008年02月28日 | 獣害-利用
 地元で捕獲されるイノシシを特産品として有効利用しようと、那珂川町は、町営のイノシシ肉処理施設を建設する。秋の収穫直前に稲を食い荒らし、ジャガイモなどの野菜類も根こそぎ食べるなど山が近い同町では農作物の被害が絶えない。やっかい者を逆手に取って地域おこしに一役かってもらおうとの計画だ。イノシシ肉の処理施設は県内では初めてになるという。  町は26日発表した08年度の当初予算案に、建設費2800万円 . . . 本文を読む

【080226】厄介者イノシシ特産化 佐賀県・武雄市 新年度予算案 食肉施設建設に補助金

2008年02月27日 | 獣害-利用
 佐賀県武雄市は25日、田畑を荒らす有害獣のイノシシを資源ととらえ、イノシシ肉を地域特産品としてブランド化する方針を決めた。地元の猟友会が中心となって建設する肉の加工処理施設に対し、新年度予算案で国と市の補助金約1200万円を計上する。  武雄市によると、市内では年間1000頭前後のイノシシが捕獲される。杵島地区農業共済組合による2006年度の調べで、市内農業被害額は水稲や大豆で17.8ヘクター . . . 本文を読む

【080227】大塔山回復へ計画案 食害防護柵の設置範囲など

2008年02月26日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 和歌山県田辺市新庄町の和歌山森林管理署(鶴田和男署長)は25日、大塔山(1122メートル)山頂のブナ林を回復させるため、第2回検討会を同署で開いた。シカの食害防護柵の設置範囲などの計画案を示し、自然保護団体の関係者や県、関係市町の職員などから意見を聞いた。  同署は1月17日に地元有識者を交えた現地測量調査を行っており、その結果と第1回検討会の意見を基に計画案を作った。  計画案では、登山 . . . 本文を読む

【080225】野生サルに発信機付きの首輪  住民へ『きたぞ~』

2008年02月25日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 サルが畑の農作物を荒らす被害に悩まされている埼玉県飯能市は、発信機付きの首輪をサルに取り付け、集落に近づくと電波を受信してアラーム音や回転灯で知らせるシステムを導入する。サル接近を知った住民が一斉に追い払うことで、サルの群れが集落に近づきたがらなくなる効果を狙っている。  飯能市は、新年度予算案に「サル接近警戒システム」の設置費など約二百九十万円を盛り込んだ。同市ではイノシシやシカによる農作物 . . . 本文を読む

【080226】体長150センチの大物 イノシシ、わなで捕獲

2008年02月25日 | 獣害-状況
 和歌山県田辺市上秋津のミカン畑で23日、体長約150センチの大きなイノシシが、くくりわなにかかった。わなを仕掛けた1人で、同市上秋津の中山政夫さん(69)は「重さは130~140キロはあるだろう。あまりにも大きくて、転がして山を下りた。こんなに大きいイノシシは珍しいのではないか」と驚いている。  イノシシがわなに掛かったミカン畑は、中山さんの知人が所有している。中山さんは依頼を受け、仲間3人と . . . 本文を読む

【080223】シカ肉を使ったジビエ料理 仙流荘メニュー

2008年02月24日 | 獣害-利用
 伊那市長谷の仙流荘は23日から、地元のシカ肉を使った「鹿のカツフライ」など3品を料理メニューに追加する。個体数調整を進めるニホンジカを食肉として有効活用し、同施設の名物料理として売り出していく考えだ。  新メニュー3品は「鹿のカツフライ」「鹿のソースカツ丼」「鹿の空揚げ」。シカ肉独特の臭みを消すためカツはワインに浸し、ソバ粉を付けてから揚げ、空揚げはネギやショウガ入りのしょう油ベースのタレに一 . . . 本文を読む

【080222】進むシカ駆除 ヘルシー特別料理も

2008年02月24日 | 獣害-利用
 有害鳥獣として駆除したニホンジカを有効活用するため、県はジビエ(野生の鳥獣肉)料理の普及に取り組んでいる。21日からは、JR長野駅内のレストラン「カリー茶房」に、シカ肉を使った特別メニュー4種類が登場。JR東日本系列の同店が県などと協力して企画したもので、27日までの期間限定で、一般にはなじみの薄いシカ肉料理をPRする。  県内のシカによる農林業被害は約5億3000万円(2006年度)で、10 . . . 本文を読む

【080222】トウガラシ、めざせ地産地消原料用を栽培試験/長野市のメーカー

2008年02月24日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 七味唐辛子を製造販売する八幡屋礒五郎(長野市)は今年、信州大学大学院とともに、中山間地に適した原料トウガラシの試験栽培を長野市で始める。固定種として確立し、5年後には年間使用量の1割強を地元産で賄うのが目標だ。  現在同社が七味唐辛子用に使うトウガラシは乾燥品で年間40トン。うち9割は、価格が安く辛味も強い中国産が占める。残り1割は島根県や茨城県産だが、値段や品質面で折り合えば、県外産を地元産 . . . 本文を読む

【080221】激辛ネット 害獣「参った」

2008年02月23日 | 獣害-対策:忌避
唐辛子成分で痛覚刺激  農作物を食い荒らすイノシシやシカなどの害獣対策として、催涙スプレーに使う唐辛子成分のカプサイシンを利用した〈激辛防護ネット〉が登場した。 河内長野市の畑では5か月間、1頭の侵入も許さず、専門家は「自然の辛味は本来、外敵から身を守る成分だけに一定の効果が期待できそう」としている。  ネットをかみ切って田畑に入ろうとする害獣の痛覚を刺激して追い返す仕組みで、樹脂メーカー「 . . . 本文を読む