【071011】熊など追い払う北海道犬が到着 伊那に「切り札」

　熊やイノシシを人里から追い払うため、伊那市が購入した北海道犬の子犬６頭が１０日、北海道から約半日かけて、伊那市役所に到着した。約７カ月半かけて訓練し、来年５月ごろから活動を本格的に始める。

　子犬は生後４０－５０日の雄２頭、雌４頭で、１頭５万円で購入。同事業を発案した伊那市高遠町在住の元北海道大助教授鈴木延夫さん（６６）＝動物行動学＝らが預かり、同市高遠町や長谷で、野生動物を追い払ったり、人になれさせたりする訓練を行う。

　小坂樫男市長は「元気に育ってほしい」と成果に期待を込めてあいさつ。逃げ出した１頭を、小坂市長があわてて捕まえる一幕もあった。

　市農林振興課によると、市内の昨年度の有害鳥獣による農作物被害は約４８００万円。市は年内に、さらに４頭を購入する予定だ。

（長野県）
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20071011/KT071010GHI090010000022.htm

ランキングに参加しています。鳥獣害の状況を多くの方に見てもらえるよう、クリックをお願いします！
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
人気blogランキングへ