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【100714】サル撃退犬、飼い主求む 犬のアンセル(釜石)

2010年07月16日 | 獣害-モンキードッグ

~ 転載 ~

 県内第1号のモンキードッグが、釜石市で「現場復帰」する日を待っている。市の事業で購入され、農作物を荒らすサルを追い払う訓練を受けた犬のアンセルは、現在釜石保健所に保護されている。飼い主が飼育できなくなったため、先月中旬に引き取られてから休職中。市は再びアンセルに能力を発揮してもらおうと、市内で新しい飼い主を探している。

 ラブラドルレトリバーのアンセルは5歳の雄。農作物被害をもたらすサルを山に追い払うモンキードッグの調教を受けた。

 同市甲子町の大橋地区や唄貝地区でのサル被害を受け、市は2006年度にモンキードッグ事業を導入した。調教費を含めた約42万6千円でアンセルを購入。半年間の調教を経て、07年3月に同市甲子町の大橋地区の市民に譲渡された。

 アンセルは飼い主とサル被害のある地域を歩き、ほえてサルを警戒。市役所からの連絡を受けて3回出動し、サルを追い掛けて山に追い払ったこともあった。

 しかし飼い主の家族が入院して世話が困難になったため、6月14日に釜石保健所動物管理センターに引き取られた。

 市は地元の町内会や猟友会を通じて、モンキードッグとして飼うことができる市民を探している。市水産農林課の千葉博之農林振興係長は「できることならモンキードッグとして、市民に飼ってもらえるのが一番。アンセルの役割を果たしてあげたい」と強調する。

 市はモンキードッグとしての飼い主が見つからない場合は、普通の飼い犬として公募も検討するという。問い合わせは市水産農林課(0193・22・2111)へ。


岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100714_11


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