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【101206】サル食害“里守り犬”が解決

2010年12月27日 | 獣害-モンキードッグ

~ 転載 ~

 富士川町は農作物の食害を防ぐため、サルやシカを追い払う「里守り犬」の育成を進めている。同町の平林、穂積の両地区で活動する予定で、町は「犬猿の仲」とされる犬の活躍に期待を寄せている。

 町農林振興課によると、訓練を受けているのは甲斐犬3匹と雑種1匹の計4匹。訓練後は町内でサルによる農作物の被害が出ている平林、穂積の両地区で活動する。町では今後、サルに着けた発信機の電波を受信する専用施設を両地区に設置。電波の受信エリアにサルが侵入した場合に里守り犬が出動し、サルを追い払う。

 犬は町内のブリーダーから購入し、両地区の住民に飼育を委託。訓練は昨年7月からスタート。月2~3回、NPO法人地域交流センター(東京)からインストラクターを招き、両地区の空き地や駐車場で訓練を行っている。訓練は本年度中にも終了する見通し。同課は「できるだけ早く犬による追い払いを行い、農作物の被害を防いでいきたい」としている。

 県農業技術課によると、県内で里守り犬を導入しているのは、北杜、南アルプス、富士吉田の3市と同町、鳴沢村の5市町村。同課は「追い払うことでサルが里に寄りづらくなるという効果が報告されている。国の交付金を活用しながら、対策を強化していきたい」としている。

山梨日日新聞


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