友と街を歩く ～ 浅草 甘味処探索ツアー ～

　先週の日曜日は東京に就職した佐賀の職業訓練学校で知り合った友人と一緒に浅草に行って来ました。
　
　その友人は今回の就職で生まれて初めて東京の土を踏んだとの事なので、関東在住暦の長い私が先輩風を吹かせて昨年の11月からいくつかの街を案内しています。今回の浅草は秋葉原、上野、新宿に続く第４の街の訪問です。

　まだ一緒に歩いた街は４つですが、正直な話、生活活動範囲の狭い私が紹介できる街は残り少なくなってきました。あとは両国、錦糸町、神保町、水道橋、御茶ノ水、渋谷、池袋くらいしか残っていません。友人は東京に住んで神田の会社に通っているので、私を超える東京通（東京人）になる日はあとわずかでしょうね。今の私は埼玉人ですしね。私に「この街おもしろいっすよ!!。行きましょう。」と誘ってくる日も近いでしょう。

　さて、浅草訪問ですが、雷門で待ち合わせにしたのですが、先に到着して友人を待つ間に私は幸せな気分になってしまいました。

　日曜日の11時くらいなので観光客がひっきりなしに雷門の前に来るのですが、海外の観光客も含めて来る人来る人の表情が笑顔です。雷門の赤提灯を見た瞬間に歓声を上げる人も結構います。もちろんほとんどの人が笑顔で写真を撮っています。こんなに笑顔の多い場所に立つのは久しぶりですね。今の閉塞感漂う日本にもこんな場所があったんですね。私はすっかり癒されてしまいました。こんな日曜日も良いものです。

　その後、友人と合流して浅草寺に参拝しました。
　今回浅草を選んだ理由の１つは、友人が正月に来た時にあまりにも参拝客が多くて参拝せずに帰った、と言う前歴があったのでそのリベンジです。今回ちゃんとリベンジできました（それでも参拝客は多かったですけどね）。

　尚、浅草寺の境内から建設中のスカイツリーが綺麗に見えるので、立ち位置によっては浅草寺の五重塔とスカイツリーを並べて写真に収める事もできます。新たな撮影スポットの登場ですね（後日ネットを調べると既に写真がいくつも掲載されているので有名な話のようです）。

　参拝の後は今回の浅草訪問のもう１つの理由の『甘味処探索』です。友人が大の甘い物好きなので、老舗の甘味処の多い浅草を訪れるのを非常に楽しみにしていました。

　そして、浅草の街を歩いて回って数軒の甘味処の中から１軒のお店を選んで入店しました。
　友人が頼んだのは『抹茶パフェ＋抹茶』セットで、私は『白玉ぜんざい＋ほうじ茶』セットです。日曜日のお昼にオッサン２人がパフェやぜんざいを食べている姿は絵になりませんね。異様です（周りはほとんど女性客でした）。

　お味の方は老舗のお店だけあって美味しかったですね。甘い物好きの友人は絶賛していました。
　友人はお茶マニアでもあるので抹茶の事も絶賛していました。「家でやると器にこんな風に抹茶が残らないんですよぉぉー。」と私に力説していましたが、私にはチンプンカンプンで何の事やら判りませんでした。お茶の世界も奥深いようです（茶道があるから当たり前の話か）。

　その後は浅草の街を歩き回り、パフェとぜんざいで膨れたお腹が少し減った14時くらいに少し遅い昼食を取りました。1,500円の天ぷら定食を食べましたが、これまた美味しかったですね。久しぶりに美味しいモノを食べた１日でしたね。


　と言った感じで浅草の街を２人でぶらつき、16時くらいに別れました。良い休日でした。

　なぜか浅草には安い靴屋さんが数軒あったので、友人は「靴を買う時には浅草に来よう。会社のある神田からは銀座線で１本だし。」と言って革靴を一足買って帰っていきました。新たな発見でしたね。私も靴を買う時には再度浅草を訪れます。浅草は私の家のある浦和からは電車で１時間もかかりませんからね。結構身近な街です。