六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

今日もびみょーな気持ち

2005年03月21日 | 文化・社会
 昨日の新聞に、16日に触れた「韓国人スキー客」についての顛末が掲載されていた。もちろん不倫旅行か否かは書いてなかったけど(苦笑)

 まとめると、こういうことらしい。
 たしかに彼らは、捜索隊出動要請はした。けれど捜索隊は二次遭難を避けるため、開始を翌朝にした。その間に5人中4人が自力下山していた。だから「《働いて》ないのに払う必要があるか」と費用を払わずに帰国しちゃった。
 
 ・・うーん。びみょー。
(日本人なら「ありがとう代」「よかったですご心配おかけしました代」として払いそうな額だが・・)
 
 ついでに、何で竹島だったかというと「この微妙な時期に、よりによって日本に遊びに行ってたのが周囲にバレたら非難される、どうしてくれるんだ!」ということだったらしい。不倫かどうかは別として。(←しつこい? ^^;)
 ・・まぁねー。公職にある分別ある人が、公衆の面前で血文字を書こうとするくらい熱い国民性だものねー、日の丸燃やしてついでに自分も燃えちゃった熱い人もいたしねー、そりゃコワイというか怒って見せないと面子が保てないわよねー・・。

 和をもって尊しと為す日本人は、こういう激しい反日感情に触れるとビックリする。なかなか理解できない。特に山形の温泉街なんて、素朴であったかいおっちゃんおばちゃんが多いから「んなんだーアレ」「ちょっと常識ねぇんでねの?」「慌てて帰ったっつーことは、知られでまずいんだべ」「知られでまずいんだら、不倫だべや」「んだんだ、きっと不倫旅行だ」・・ってことになった、のかな?ははは・・

 ・・つーか、何も血文字書かなくたって、自分で燃えなくたって、国際法上認められるなら竹島も対馬もそちらのものでしょ。認められないと知っているからそんなパフォーマンスするんでしょ?
 過激にやれば日本人はびびって、わりと多くの国民が「そうかもしれない・・」と自分の国を疑うと、知っているから。

 でも違う。いま、静かなうねりが広がりつつある。

 対馬はもちろん、竹島も日本領土です。沖縄と同じように、小笠原と同じように、尖閣諸島も鳥島も、歯舞、色丹、国後、択捉も、日本の島です。ちゃんと認めて、還すものは還して下さい。

 同じ土俵には立たない。ケンカになるから。和と平和を愛する日本人には、日本人のやり方がある。

 ブロードキャスターのアンカーマンが言っていた。
 「アジアには大きな潜在力がある、なのにこういう反日感情でバラバラになっている。それで得をするのは誰か?アメリカだ」・・。

 中国も、韓国も、国内対策とはいえ反日教育をもう少し考えてもらえないかな。

 京都議定書も批准せず、貴重なアラスカの自然保護区も手をつけようとしているアメリカ。バカブッシュを無邪気に支持する「世界のジャイアン」アメリカ。地球が滅んでも、星野道夫も愛した世界の宝の一部が永遠に失われる可能性があっても、いま現在のアメリカ経済さえ安泰ならば良いと言っているも同然なアメリカ。

 こういう状況に全く関心がなくてメディアを乗っ取って、ホリエモン、あんた何か出来るの?何もするつもり無いでしょ。
 ふたたび、かのアンカーマン。
 「コドモがお金で遊んでるだけに見えマース、良くないデース」
 
 はい。仰るとおり。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿