六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

大型連休

2006年05月07日 | 日々のこと
 今日で大型連休は終わりです。皆さま、心楽しい日々をお過ごしだったでしょうか。

 私は、次の職が決まるまでは大型連休続き ではありますが、世間のムードに乗って帰省してみたりもしました。(もちろん、退職したことは親には内緒です。《実家に帰って来いコール》が五月蠅くなるだけですもん。)
 友人に会って借りてたモノを返してホッとし(K田さーん、また逢おうね~ 8月に向けて、レッスン頑張ってね!←私信)、後は親と一緒に近郊の古刹に行ったり滝見たり、温泉入ったり、山道でタヌキの轢死体を片付けたり、限定20食のソバ食べたり、デパートの催物会場で寿司食べたり、まぁけっこう忙しく過ごして、東京に戻ってきました。
 親は、あいかわらずでした。
 ・・つーか、少しは変わってくれ。気づいてないようだが、元旦にケンカ別れして私が東京に戻って以来、初めての帰省なんだよ? 手紙や電話であんまり理不尽ばかり言うから怒って彼岸の墓参り帰省を取りやめたりしたのに、その意図は親には全く効いてませんでした。私が甘かったです。自分の行動で他者を変える、なんて(その他者にとっての利益がない限り)出来やしないのだと改めて思い知らされました。私自身は、帰省しないせいでK田さんに借りた物をなかなか返せず、気になって気になってしょうがなかったのに。
 結局は私の一人相撲ってことです。

 だから、私は私で、自力で幸せを感じるしかないんですね。かけがえのない両親に理解してもらえず、祝福さえしてもらえないのはもちろん淋しいけれど。

 親自身の夢を私をつかって叶えるために、けなしたりおだてたりして干渉し続けてくるけれど、実際は私ぬきでもそれなりに生き生きと毎日を過ごしているらしい両親を見て、まぁ口ではいろいろ言っても、今のうちだけでも、こうして離れて平穏でいられるだけ私は幸せか・・と得心いたしましたです。どっちかが病気とかだったら、物理的だけでなく精神的にも、こうはいかないもんね。

 この毎日の幸せを、しっかり味わっておこう。覚えておこう。

 いつか、この両親を介護する必要が出てきた時に、恨み言でなく「ダーリンとの幸せな毎日を東京で好き勝手に過ごさせてくれて、ありがとうね」と言えるように、今から心にたっぷりと幸せを充電しておくんだー。