ひそやかな黄昏に 2023年05月30日 06時15分15秒 | 詩集 黄昏が胸に沈む 思い出は やさしく ひそやかに 愛してくれた人の やわらかな歌声 そよ風のなかで聴いた 子守唄 変わらない 愛の光を探して 今日も この街で暮らしています あなたが教えてくれたことの 答えを見つけたくて 心の底から愛せる人に 自分のすべてを 捧げたいと思える人に いつかの日か 出会えると信じながら なんとなく おぼつかないような なんとなく 新しいことが始まるような そこはかとない 予感 あなたの愛が わたしの胸に沈む 希望は やさしく ひそやかに