風になりたい

自作の小説とエッセイをアップしています。テーマは「個人」としてどう生きるか。純文学風の作品が好みです。

ポルトガル・リスボンの旅 ~ベレンの塔・修道院

2012年09月29日 07時01分54秒 | フォト日記

 ポルトガルの首都リスボンの写真の続き。
 今回はリスボンでも有名な観光地のベレンの塔と修道院。

 

 ベレンの塔。倒影がきれいにうつっている。




 ジェロニモス修道院。


 

 

 閉院日の月曜日だったので、残念ながら建物のなかへ入ることはできなかった。周囲の博物館も休館で入れなかった。


 

 

 発見のモニュメント。新大陸を「発見」したことを記念して作られたもの。「発見」ではなくて「到達」といったほうがいいと思うけど。


 

 修道院から坂を登ったところにあるごく普通の教会。


 ポルトガルの旅の写真シリーズは今回で最終回になります。

偽造ナンバーの白タク(連載エッセイ『ゆっくりゆうやけ』第127話)

2012年09月26日 08時00分15秒 | 連載エッセイ『ゆっくりゆうやけ』
 
 知人が広州空港から市内へ向かった時のこと、空港にいた客引きに連れられて白タクに乗った。
 空港を出た白タクはまっすぐ高速にはのらず、なにやら細い脇道へ入る。知人は堤防のようなところへ連れて行かれてしまった。人影のないところで車をとめた運ちゃんはニカッと笑い、
「チェンジ」
 と、英語で繰り返す。
 知人はなんのことだかさっぱりわからない。車を降りて金を出せと言われるのかと不安になってしまったそうだ。
 運ちゃんはボンネットの前に立ち、やおらナンバープレートをぱかっと外す。プレートはマグネットで装着してあった。それから、車内から持ち出した白いナンバープレートにつけかえた。
「ハイウェイ、ノー・マネー」
 運ちゃんは、またもやニカッと笑った。
 実は、彼がつけたのは軍専用のナンバープレートだった。
 中国人民解放軍の車は解放軍専用のナンバーを持っている。白地のプレートなので一目見れば誰にでもすぐにわかる。軍の車は優遇されていて、高速料金や橋の通行料がタダになるのだ。もちろん、運ちゃんがつけたのは偽造ナンバーだ。正式のナンバープレートは取り外しできないよう封印をつけてある。マグネットで装着するだなんて、とんでもない。
 高速道路にのった白タクはクラクションを鳴らしっぱなしにして、右へ左へと車線をかえながら次々と車を追い抜かし、料金所もスルーしてあっという間に市内へ着いてしまった。軍のナンバーをつけていれば、いくらスピード違反しても警察は手を出しにくい。
 金儲けのために解放軍のナンバーを偽造するとはなんともたくましい人だ。だけど、もしもばれたらタダではすまないと思うんだけどなあ。なにせ、相手は軍だからねえ。





(2011年9月28日発表)
 この原稿は「小説家なろう」サイトで連載中のエッセイ『ゆっくりゆうやけ』において第127話として投稿しました。 『ゆっくりゆうやけ』のアドレスは以下の通りです。もしよければ、ほかの話もご覧ください。
http://ncode.syosetu.com/n8686m/

ポルトガル・リスボンの旅 ~路面電車

2012年09月23日 11時00分13秒 | フォト日記

 リスボンで飛行機を乗り換える時間の合間に街へ出て路面電車に乗った。
 扉は三両連接のトラム。
 ワンマン運転でなかにチケットの自動販売機が置いてあった。
 たくさんの人が乗っている。市民の足だ。


 

 1両運転の古い路面電車。


 

 

 トマトレッドの塗装。ドバイの航空会社の広告が書いてある。


 

 

 

 近郊電車。


 

 左側に帆船が見える。


 

 護衛艦。港のなかをパトロールしていた。


 

 公園。家族連れが水浴びをしていた。


 

 郊外の街角。郊外にまで路面電車の線路が延びている。


 

 

ポルトガル・マデイラ島の旅 ~料理

2012年09月20日 06時48分04秒 | フォト日記
 
 
 今回はマデイラ島で食べた料理の写真。

 
 

 きのこソースかけのステーキ。肉はやわらかい。ソースの味もおいしかった。


 

 オニオンスライスの左下はオリーブ漬け。
 オリーブ漬けはお通しのような感じですぐに出てくる。


 

 ひらめ。


 

 カフェのショーケースにならんだケーキ。


 

 コーヒーとスイーツ。本場のプリンケーキはおいしかった。


 

 カフェのサンドイッチ。


 

 こちらはステーキサンド。食べ応えがある。


 

 パッションフルーツのファンタ。


 

 腹ごなしに公園をのんびり散歩。


 

 ひまわり。ふわふわのボールみたい。


 

 くちなしの花。黄色とピンク色がついていてきれいだ。


広州反日デモの光景 ~9月18日

2012年09月19日 01時34分55秒 | フォト日記

 9月18日、広州でも反日デモがあった。
 見出しの写真は、天河路と体育東路の交差点付近。
 周囲は警察、武装警察が封鎖し、物々しい警戒態勢だった。
 


 

 日本領事館のある花園ホテルの裏門。
 報道によれば午前中は1万人規模のデモがあったそうだが、僕が見に行った午後は数百人規模だった。


 

 花園ホテルの周囲は警察隊が封鎖。
 後ろの真ん中の建物が花園ホテル。広州では誰もが知っている五つ星ホテルだ。


 

 デモは花園ホテル以外の場所でも行なわれていた。
 上の写真は、ジャスコのある体育西路付近。


 

 

 体育西路の購書中心の前。
 集まっているのは若者ばかり。シュプレヒコールをあげていた。


 

 

 上の2枚は見出し写真と同じ天河路と体育東路の交差点付近。
 こちらのデモ参加者は百人もいるかいないか。カメラを提げた野次馬が多かった。

 デモはどこでも警察が封鎖した道路のなかで行なわれていた。


ポルトガル・マデイラ島の旅 ~小さな入り江の村

2012年09月16日 10時37分56秒 | フォト日記

 ポルトガル・マデイラ島の写真の続き。
 バスに乗り、小さな漁村へ行ってみた。


 


 


 

 

 魚の干物が干してある。ちょうど一夜干しくらいの感じだった。焙って醤油をかけたらおいしそうだ。
 

 

 

 

 斜面はバナナ畑。バナナの葉が風に揺れていた。
 

 


 

 入り江の漁村からバスで高台へ。海と空が見渡せて気持ちよかった。


 

 山のほうはブドウ畑になっている。


 

ポルトガル・マデイラ島の旅 ~旧ワイン工場

2012年09月13日 07時05分04秒 | フォト日記


 大西洋に浮かぶ島、マデイラ島の写真の続き。
 旧ワイン工場に行ってきた。


 

 マデイラ島にはブドウ畑がたくさんある。
 マデイラワインは、ワインとブランデーの中間の味わいが特徴。食前酒として飲まれる。
 大航海時代、船に積んだ樽は大西洋の波に揺られ、ワインの醗酵が進み、それでブランデーのような味がついたのだとか。今はワインとブランデーを混ぜて作るのだそうだ。


 

 ワイン蔵。各年のワインがずらりと並んでいる。


 

 1920年産。


 

 1870年産。


 

 テイスティー場。ワインの試し飲みができる。


 

 マデイラワインには甘口、辛口、中間と種類がある。
 一〇年物の中間のワインを飲んでみた。マイルドな味わいでおいしかった。

 

 

 



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