２週間ぶりに「ばあ散歩」に出たら、ご近所の庭の白椿が満開で、もう落花し始めていた。昨日朝、いつものコースを半分歩いて止めた。長歩きは少し疲れたが、今日の買い出しは大丈夫だろう！
23日の新聞記事より。徳島県議会は11月定例会本会議最終日の22日、後藤田正純知事に対する今任期分の退職金をゼロとする「退職手当特例条例案」を可決した。「知事退職金廃止」は今春の知事選で初当選した後藤田知事が掲げた公約の一つである。
退職金支給を定めた県条例は残した上で「令和５（2023）年５月18日において知事であった者には、支給しない」という特例を定める内容。同日は後藤田知事の就任日で、対象は後藤田知事限りとなる。
現条例では、退任時の知事給与が現状の月額130万円なら、3120万円の退職金が支給される。後藤田知事は「任期ごとに支給される退職手当（退職金）は、国会議員同様に不要との思いから、公約に掲げていた通り受け取らない」と説明した。
後藤田正純知事は当選８回のベテラン国会議員。「カミソリ後藤田」と言われた元副総理、後藤田正晴を大叔父に持ち、徳島政界きってのサラブレッドと評されるとか。妻は俳優の水野真紀さんだ。
国会が閉会したあとも、政治資金巡る“キックバック”問題で大揺れに揺れている。大物も小物もカネ集めに余念がない政治家たち。そんな中で後藤田知事の提案は世にも珍しい話に思えた。人気取りのためと分かっていても、支給されるべき3120万円を返上するとは、さすが名家のお坊ちゃまは太っ腹！ まあ今後のメリットを想定した「損して得取れ」だろうが…ネ。
一方こちらは世にもあきれた話。静岡県の川勝平太知事である。一昨年の「コシヒカリ発言」を受けて県議会から辞職勧告決議を突きつけられた川勝は「みずからへのペナルティー」として、給与やボーナス合わせて440万円あまりを返上する意向を表明。しかし、それから1年半がたったことし7月、給与もボーナスも減額されず、満額を受け取っていたことが明らかになった。彼の言い分は「発言へのけじめは、知事の職責を果たすことだと思い至った」そうで、受け取った給与などは返上しないという。
この人は大層ご立派な経歴の持ち主だ。早稲田大学政治経済学部教授、国際日本文化研究センター副所長、財団法人総合研究開発機構理事、静岡文化芸術大学学長（第2代）、学校法人静岡文化芸術大学理事長（第2代）などを歴任。だが能力と人格は別らしい。
「リニア中央新幹線」着工を認めない知事ということで、私も名前だけは知っているが、こんなセコイ男だとは…ネ！ 彼はこれまでに何度も失言や暴言を繰り返してきたにもかかわらず現在知事４期目、これまた不可思議で、静岡県民の良識を疑いたくなる話だ。でもまあ世の中にはいろいろな人がいて、「蓼食う虫も好き好き」というからネ！😩
澱み腐った人間界は「置いといて」なんと清らかな白玉椿
最高の愛らしさ」花言葉そのもの、
2023年の締めくくりステキな写真で禊を落とし？
新らしい年を純真な気持ちで迎えられそうです。
「政治とカネ」の話は地方の小さな議会でもありますね。強い志を持って政治家になろうというのではなく、カネと名誉が欲しくて政治屋になる輩が多いように思われます。それに賢い選択ができない国民の責任も大ですね。来年はどうなることやら、さほど期待はありませんが…。
せめて初夢だけでも、うれしい夢が見たいものですね。