つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

テレビドラマ「孤独のグルメ」・・・

2021-10-11 | どうでもいいことですが

 もう葉は枯れかけて、真っ黒だった幹は真っ赤に…。変な木だこと!

 何の実かしら?


 わが購読紙1面のコラム『滴一滴』にこんなことが書かれていた。(一部抜粋)
 テレビドラマ「孤独のグルメ」の人気が止まらない。主人公がふらりと立ち寄った店で独り黙々と食事を楽しむ。毎回それだけなのに、放送開始からはや10年目に突入した。
 誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるー。冒頭のナレーション通りの「孤食」の魅力が視聴者を引きつけるのだろう。だがドラマを離れた現実社会では、いくつか問題が指摘されている。
 中でも心配なのが高齢者の心身に与える影響だ。近年は、うつになるリスクが高まるほかに、偏食や少食から筋力を保つタンパク質などが足りない「低栄養」に陥り、健康寿命を縮めやすいことも知られるようになった。―後略―
 後半に、名古屋大が発表した研究論文「孤食でも誰かが話しているのを聞きながらだとおいしく感じられ、食べる量も増す。テレビは画面でなく音声こそが重要と判明した」が紹介されているが、これには合点がいった。
 私も「孤独のグルメ」のファンである。数カ月前、何の気なしにチャンネルを変えると「孤独のグルメ」を放送中だった。主人公は輸入雑貨商、商談を終えて外へ出たとたん「腹が減ったあ!」。今日は何を食べようか、通りをあちこち歩きまわりながら食べたいものを決める。いろいろな料理は見るだけでも楽しいが、主人公の食べっぷりが気に入った。ゆっくりと口に入れ味をかみしめながら、おもむろに感想を述べる。その「独り言」がなかなかユニークでおもしろい。あれだけ食べたら太るだろうなあと思うが、主役の松重豊さんの体型は至ってスマートなのが羨ましい。見終わったらすぐに次回の録画予約、楽しみが一つ増えた!
 
 ところで文中にある「低栄養に陥る」という心配は、私にはまったくあてはまらない。孤食には慣れているし、「偏食・少食」という言葉にはとんと縁がない。真夏でも食欲旺盛で、人並みに「暑いから食欲がなくて…」と、一度でいいから言って見たいくらいだ。
 たしかに食べる量は減ってきた。が、テレビで「孤独のグルメ」や他局のグルメ番組を見ては「あれが食べたいなあ。これも…」と、意地汚くも生唾を飲み込みながら見ている。目で楽しみ、コメントを聞きながら味を想像すると食欲もわいてくる。だから私は大阪大の研究論文に合点がいくのである。ただ最近は耳の聞こえが良くないので、字幕付きで放送してくれればなお有難い。

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