児童虐待事件、１月だけでこんなにも！・・・

　何てことでしょう！　今年１月になってからこれだけの児童虐待事件が起きているのです。最近の女性は母性というものがないのでしょうか。動物にだってあるものが、人間にないなんて…。まったく情けない。おぞましくてたまりません。 

◆１月７日、警視庁板橋署は傷害と暴行の現行犯で、東京都板橋区の会社員の男(35)を逮捕。長男(1)をつかみ上げて天井に頭や背中をたたきつけるなどして軽傷を負わせたほか、長女(3)を浴槽に投げ入れたという。
◆１月１１日、やけどを負った次女(3)を救護せず放置したとして、埼玉県狭山市無職、藤本彩香(22)と同居の工員の大河原優樹(24)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕。次女は死亡しており、遺体には暴行を加えられたような外傷もあったことなどから、日常的に虐待していた可能性があるという。
◆１月１５日、１歳の次男に火のついたたばこを押しつけけがを負わせたとして、福岡市博多区の風俗店従業員、梶原拓磨容疑者(22)を傷害容疑で逮捕。自宅マンションで男児の足にたばこを押しつけ、下腿部に全治約１週間のけがを負わせたとしている。また、顔に傷があるほか手などにもやけどの痕があったという。
◆１月２４日、東京・新宿区の公務員住宅の一室で、男の赤ちゃんが浴槽に浮かんでいるのが見つかり、その後、死亡が確認された。当時、浴室では、この部屋に住む母親と、生後１１カ月の男の赤ちゃんが入浴していたが、しばらくたって、先に母親だけが出てきたことを不審に思った父親が、浴室を確認したところ、赤ちゃんが浴槽で浮いていたという。母親は、当時酒に酔っていたという。
◆１月２５日、生後５カ月の長男に暴行して頭に大けがをさせたとして、大阪府警は母親で飲食店員の田中矩子容疑者(23)を傷害の疑いで逮捕。昨年８月２３～２５日ごろ、府内かその周辺で、長男に何らかの暴行を加え、頭部に全治７カ月の脳挫傷や外傷性くも膜下出血の重傷を負わせたという。
◆１月２７日、警視庁大森署は交際中の２０代の女性の長男に暴行を加えたとして、同居している無職、永富直也容疑者(20)を傷害容疑で逮捕。大田区のマンションで、礼人ちゃん(3)が布団の上で心肺停止状態で見つかり、病院に搬送されたが、間もなく死亡した。礼人ちゃんには全身に多数のあざがあり、「礼人ちゃんと目があったのが気にくわないとして暴行を加え始めた」などと説明しているという。
◆１月２７日、東京・北区の託児所で男子児童に暴行を加えたとして、保育士の南木愛美容疑者(28)を逮捕。今月１５日、北区にある無認可の託児所で６歳の男の子の両手を紐で後ろ手に縛り、口や目に粘着テープを貼って、いきなりはがすなどの暴行を加えた疑いが持たれている。また、南木容疑者は、この男の子に対し、裸にして立たせたり食べ物にコショウやカラシを入れたりしたほか、水を張った洗面台に顔をつけさせていたという。
◆１月２８日、山口県警宇部署は交際中の女性の長女(2)に暴行を加え、重傷を負わせたとして、傷害容疑で住所不定、無職和田湧介容疑者(20)を逮捕。「足にまとわりついてきて腹が立った」と供述しているという。
◆１月２９日、岡山県倉敷市保育・幼稚園課の２０代の女性保育士が、昨年春以降、複数の園児の頭を手でたたくなどの行為を繰り返していたという。受け持っている園児の頭をたたいたり、突き飛ばしたりしていた。このほか、給食で園児が嫌いな食材をもどしそうになっても食べさせる。発表会などの練習でうまくできなければ「おやつなし」と言い、おやつの数を減らす―といった行為が確認されているという。 

　いつものことながら、加害者は母親の交際相手という事例が多いのにあきれます。わが子より男を選ぶなら、いっそのこと「子どもを捨てなさい」と言いたい。児童養護施設などへ預けておけば、このような残酷な目に遭わずにすんだでしょう。
　また、保育士の虐待はあってはならないことです。親は信頼してわが子を託しているのに…。小さな子どもたちは無限の可能性を秘めた、かけがえのない存在です。そんな小さな命を無残に奪いとった大人たちに無性に腹が立ちます。