ガスコンロの魚焼きグリルでつくるから揚げ・・・

　最近は、油を使わずに「から揚げ」ができる。日清の「レンジでジューシーから揚げ粉」は、粉をまぶして電子レンジで加熱するだけで、カラッとお肉やわらかなから揚げに仕上がるというもの。横着なババは、レンジ台が汚れる揚げ物はめったにやらない。が、から揚げは好きだから、こうした便利なものがあると聞くと、すぐに試してみる。作り方は、
１. 鶏肉にむらなく万遍にまぶす。
２. 平らな皿にキッチンペーパーを敷き、皿のふちに沿って、鶏肉同士がくっつかないように並べる。
３. 肉の量によって加熱時間を調整。終わったらすぐにキッチンペーパーからから揚げを取り出す。
　試食してみたら、悪くはないが、油を使わないだけにアッサリして、ちょっと物足りない感じもする。が、ダイエット中の人にはいいかもしれない。このから揚げ粉は、まぶして油で揚げてもいいそうだから、適当に使い分けでもいいだろうネ。 

　ネット記事に、ガスコンロの魚焼きグリルでも美味しい鶏のから揚げができるとあった。
○魚焼きグリルでつくる揚げない鶏の唐揚げ（材料２人分）
　鶏もも肉 １枚（２５０ｇ）／片栗粉大さじ２
　Ａ（マヨネーズ大さじ２ 　醤油・酒 各大さじ１／２　塩・粗挽き黒胡椒 少々　 おろしにんにく・おろし生姜 各小さじ１）
１. 鶏モモ肉は一口大に切る。
２. ビニール袋にＡを入れて混ぜ合わせ、１を加えてもみ込む。そのまま２０分～３０分以上置き、漬け込んでおく。
３. ２に片栗粉を加えて混ぜ込み、グリル弱火で両面を焼く。焦げ目が欲しい方は、最後に強火で３０秒程度焼くと良い。
　マヨネーズのおかげで、油で揚げなくてもジューシーになるそうである。鶏肉の下味をつける時には、空気をできるだけ抜いて鶏肉を広げて漬け込んでおくと 下味がまんべんなく付くという。冷めてもパサつかないそうで、これなら油の後処理に困ることもない。一度試してみよう。また、私のお勧めであるが、ハンバーグを作るとき少量のマヨネーズを混ぜ込むと、柔らかでジューシーに焼きあがる。

　私は、魚焼きグリルで魚を焼くと臭いがつくし、あと始末がめんどうなので、もっぱら食パンやお餅を焼いたりするだけに使っている。ガスコンロを最新型に変えたとき、ごはん炊き用のホーロー鍋と食パン焼き用のトレイをもらった。その鍋で炊いたご飯はたしかにおいしい。短時間で炊き上がるし、時間を調整すればおいしいおこげも作れる。食パンはタイマーで焼き具合を調節すると、外側はサクッ、中はモチッとしたおいしいトーストができ上がる。
　最近は、ノンフライ熱風オーブンという、強い熱風で食材をムラなく加熱することにより、油を使わずに揚げ物料理をすることができて、また、買ってきた惣菜（揚げもの）を温めなおすための「Re;cook（リクック）」機能を搭載した新製品もあるそうだ。

　こうした横着者にはもってこいの手軽にできる料理や器具が色々あるようだが、専門家に言わせれば、手間ひま掛けて料理を作るのはボケ防止になるという。たしかに、材料を切りそろえるには指先を使う。味付けの工夫には頭を使う。後片付けは体全体の運動にもなろう。年寄りを元気で長生きさせるには楽させてはよくない、こき使うのがいいという。長生きはしたくないが、ババも頑張らなくちゃあネ。