メジャーリーグ開催 雄星は？・・・

　新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れた今季のメジャーリーグが23日（日本時間24日）、約４か月遅れでついに開幕した。日本人選手では、やはり二刀流の大谷翔平投手が注目されているが、久しぶりに新聞のスポーツ欄で菊池雄星の名前を見つけた。雄星の今季初先発が開幕３戦目となる敵地ヒューストンで、26日午後１時（日本時間27日午前３時）開始予定のアストロズ戦に決まったという。 
　メジャーデビューとなった昨シーズンは、６勝11敗と大きく負け越し。防御率5.46と安定感を欠くなど、期待通りの活躍とはならなかった。だが、今シーズンはフォームを改良し、球速の大幅アップに成功。変化球の精度も上げており、２桁勝利も期待できる、とあった。いいね、楽しみだ。コロナに感染しないで元気で頑張って！　隠れファンのババは応援しているよ。

　一方、日本のプロ野球は19日金曜に開幕した。が、両リーグともに、観客の入場制限や延長戦を短縮するなど、今シーズンは特別ルールを採用しての異例ずくめの開幕となった。
　現在は政府の方針にのっとって、今月10日から観客を5000人まで入れて試合を行っているが、来月１日からは球場の収容人数の半分まで観客数の上限を引き上げる予定となっていた。が、またまた政府の方針が変わって、これまで同様に来月末まで観客数を引き続き5000人までとすることになったという。二転三転して選手は大変だろうが、それでも試合ができるだけでも良しとせねば…ネ。
　
　先日、ネットにこんな記事があった。『怪物・松坂大輔は〝晩節〟を汚しているのか？』　そういえば最近、松坂大輔の名前がまったく聞こえてこない。どうしたのかなと思ったらやっぱり！ 
　彼は５日、茨城県内の病院で「脊椎内視鏡頚椎手術」を受けたそうで、復帰までに２、３カ月の期間を要する見込みという。が、今季中に復帰できるかどうか、それも疑問符が…。現在、中日は最下位だ。歯がゆい思いをしているかなあ、それとも…？。
　彼はメジャーリーグから日本プロ野球界へＵターン以降、それなりに戦力として機能したのは2018年のみ、５年のうちで僅か１年だけである。契約した各球団は「松坂大輔」のブランドとネームバリューがあればよかったのだろうが、実力もないのに厚遇した結果がこれだ。今、彼は何を考えているのか、過去の栄光を台無しにしてはならない。
　スポーツ選手は体力勝負である。加齢による体力の衰えは如何ともし難い。どんなに華々しい活躍をしても、頂点を極めたらあとは坂を下るしかない。山は、登るより下る方がむずかしいと言われるが、人生の坂でもそうだろう。人間、引き際が肝心だ。これ以上無様な姿は見せないでほしい。

　ところでもう一人、気になる選手がいる。メジャーリーグのマリナーズを自由契約となり、2018年に巨人軍に入団した岩隈久志投手（38歳）である。８年ぶりの日本球界復帰となったが、彼もまた巨人入団１年目はまったく１軍の戦力にはならなかった。
　現在もリハビリ・トレーニングに勤しんでいるそうだが、先日、NPO法人キッズドア「明日への対話」オンラインイベントに出演。コロナ禍で外出自粛する日々が続く少年少女たちにエールを送ったという。
　彼は以前から社会貢献活動に積極的で、特に恵まれない子どもたちへの支援活動は海外にまで及ぶ。こういう彼の人柄のせいか、彼の悪評は聞いたことがない。人の本質的な違い、かな？

　追記　残念ながら雄星は、メジャー２年目の第一歩は３回まで１失点でリードも、４回につかまって計５失点。イニング途中でマウンドを降りた。が、マリナーズが勝ったので雄星の負けは消滅したという。残念！