昨日22日は冬至、かぼちゃを食べてユズ湯に入るのが良いという。冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日だ。当地の日の出時刻は7時8分、日の入りは4時57分、ホント、短いなあ!
ウミウがやってきた。シラサギやアオサギも一緒に飛んでいるが、仲良しなんだネ!
わが購読紙には毎日のようにどこかの週刊誌の見出し広告が掲載される。どこまでが本当かは分からないが、その見出しで、今何が起きているか、おおよそのことを知ることができる。
しかしまあ、なんという世の中だろうか。「火のない所に煙は立たぬ」というが、まんざら有りもしないこととは思えない。いったい日本はどうなっているのか、世捨て人のババでさえ、あきれ果てるやら腹立たしいやら情けないやら、もうイヤになるわ。
共同通信の世論調査によると、岸田内閣の支持率は33.1%。内閣発足以降最低だった11月下旬の前回調査と同じだった。不支持率は51.5%。そして防衛力強化のための増税について「支持しない」との回答が64.9%、「支持する」は30.0%だったとか。
岸田政権が閣議決定した安保関連3文書に盛り込まれた、部隊や装備などの整備計画をみていると、まるで戦時下にタイムスリップしたような錯覚を覚える。防衛力整備計画の別表(おおむね10年後に整備)
岸田総理はG7の各国首脳と肩を並べたということで、独自の存在感を示したいのであろう。惜しみなく行う海外支援、安倍元首相もそうだったが同様に外国へ行くたびにODAの大盤振る舞い。が、その見返り、メリットがどれほどのものかは知らない。首相になってちょっと張り切り過ぎ、というより背伸びし過ぎているのではないかと思うことがある。
先日21日、経産省はガソリン補助金の上限を2023年1月から2円ずつ段階的に引き下げると発表。最終的には現在の上限額35円を25円まで引き下げるらしい。またコロナワクチン接種の公費負担を有料化する時期を検討しているとか。岸田総理は国民生活への影響よりも防衛力増強の方が大事とみえる。国民から不満の声が聞こえるも当然だろうね。
ネットでおもしろいものを見つけた。
【「期待外れだった」歴代首相ランキングは?】
1位:岸田文雄 351票 2位:鳩山由紀夫 287票 3位:菅義偉 124票 4位:菅直人 123票 5位:森喜朗 110票
【「期待できない」党首ランキングは?】
1位:NHK党・立花孝志(52%) 2位:自由民主党・岸田文雄(12.8%)
3位:れいわ新選組・山本太郎(12%) 4位:社会民主党・福島瑞穂(9.6%)
5位:参政党・松田学(9.1%)
また、直近のJNN世論調査で「総理大臣に誰がふさわしいのか」については以下の結果だったとか。
1位 河野太郎 デジタル大臣 19% 2位 石破茂 元幹事 11%
3位 菅義偉 前総理大臣 7% 4位 岸田文雄 総理大臣 6%
5位 高市早苗 経済安保担当大臣 5% 6位 茂木敏充 幹事長 2%
7位 野田聖子 元総務大臣 2% 8位 林芳正 外務大臣 2%
この顔触れでは「誰がなっても同じ」だわ。期待できそう人はだれもいないなんて、日本はこれからどうなるのだろうね。ああ、お先真っ暗!
わが購読紙の『時事せんりゅう』に「聞く力見せず増税すると言う」「防衛は国土より先に内閣を」とあった。言い得て妙だ、座布団10枚!
でも、隣国が軍事力強化をしているのに、日本が黙って見ているというわけにはいきません。
増税をせずに、防衛力を増やすってということは難しいですね。文句を言うのだったらあなた首相をやりなさいっていいたいね。
どれだけできるか、お手並み拝見と行こうか。
隣国❣
無茶振り発揮の北朝鮮
今戦闘中のロシア
日本の周囲は波静かとはなりません。
とはいえ
防衛力強化は増税からと安易な答えでは
国民は納得できかねます。
専門家の綿密な予算執行点検など
しっかり国民に説明しなければウヤムヤで増やす「防衛費」は断じて許せないとおもいます。
コロナ禍で3年、経済も国民生活も最悪の状態が続く今、なぜ防衛力増大が必要なのか分かりません。
ウクライナをみても分かるように、米や西欧諸国から多くの武器供与を受けて、攻撃可能な国でも、街は壊滅状態、国民の暮らしはひどいことになっています。
日本がもし侵攻されても、専守防衛を旨とする日本は憲法9条を変えない限り、どんなの強力な武器があっても攻撃はできません。それに国民の3人に1人が高齢者、今の若者に戦う気などあるとは思えません。兵器があっても使う人間がいなければ無用の長物で、ウクライナ以上にひどいことになります。
誰が首相になっても同じ、岸田首相でなかったらこんなことはやらないでしょうね。
安倍元首相は「憲法改正」が悲願だったとか。岸田首相は「防衛力増強」を在任中にぜひやりたいそうだ。が、今はコロナ禍で疲弊した経済や国民生活を守ることが最重要だと思うが…。
「防衛力増大」計画の膨大な予算額に驚く。財源はどうするか、他の施策への予算配分が難しくなり、国民の負担は増えるばかり。そうまでして防衛力を増大しても、専守防衛の日本では無用の長物だろう。高齢者ばかりでは戦力にもならないし、今の若者にウクライナ国民のような愛国心があるとも思えない。こんなことになるなんて、岸田首相が変わったらどうなるのかな?