
チッタゴン市内を抜けると直ぐ、緑豊かな田園が広がった。
これからコックスバザールまで同行してくれるパロブ君と朝食を済ませ、8時過ぎに宿を発つ。
30分ほどCNGで走って、バス乗り場に着く。
混乱したバス乗り場で、ここで1人希望のバスを探すのは困難だろう。
エアコンなしバスの最前列の席を確保した。
夜行では見ることのできない、路上の生活がよく解る。

竹を潰して、アンペラを編んでいる。
時々賑やかな集落を通り、乗降を繰り返してゆく。
緑豊かに稲穂が育つ水田もあれば、乾き切った田んぼが続く時もある。
潅漑の関係だろか。
途中バラやグラジオラスの花を栽培している畑もある。
ダッカ市内の路上でバラの花束を30円程で買ったが、こんなに安く出来るものだろうか。
高温の下では病害虫被害も多いと思う。

緑に覆われた気持ちのよい道がある。

ダッカ近在では見られなかった小高い丘が現れ始めた。少し高度が上がると、太い木が繁殖している。

CNGに混じって、中国製のバッテリーカーTOMTOMが見られるようになってきた。
コックスバザールはバングラデシュ一番の観光地と言われるだけあって、海岸近くにはホテルが並んでいる。
ホテルに荷物を置き、近くで昼食を摂って直ぐビーチに出た。

パラソル付きのデッキチェアが並ぶ。

イスラムの少女たち。
夕食後、ここの宿を手配してくれたトゥクル君が訪ねて来る。
彼に連れられて、夜の街に出た。
今彼が働いている高級ホテルにも案内してくれた。
彼ら総てがモノゴールの出身者だ。
ブッダ・ドット・バンテが手配してくれた。

トゥクル君(左)とパロブ君。
彼のホテルにいる時に、私のダッカまでの足が話題になった。
私はバスで行く積もりだというと、時間が読めないからやめた方が好いという。
今の外出禁止令ホルタルが何時強化されるか判らないからだという。
そこで、飛行機について、ホテルの担当者を呼んで調べた。
午後3時58分に出て、1時間程で着く便があった。
それに決めた。
直ぐ電話で手配してくれた。
代金も建て替えで処理してくれたので直ぐにE-ticketがメールで送られてきた。
26日半日滞在が伸びた。
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