平成26年5月8日 15:00~
未来の津山を考える観光セミナーが津山国際ホテルで開催されました。
津山市議会観光振興議員連盟と津山市観光協会の協同主催により、川上洋二氏(中国運輸局 企画観光部 部長)をお招きし、「観光施策の現状と未来」について、講演を頂き、講演後の意見交換も行いました。
川上氏から、観光立国実現に向けた政府の推進体制の話しの中で、訪日外国人旅行者は1000万人を達成し、次の目標である2000万人に向け、4つの重点分野について説明がありました。
「多様な広域ルートの開発」
中国運輸局の観光施策
・神楽観光振興について
・若旅促進プロジェクト
・ビジットジャパン事業
最重点市場を台湾・タイ・韓国・中国
意見交換では、川上氏に津山の現状を踏まえた観光施策についての問いが出され、少し戸惑われる場面もありました。
城西地区の観光資源への案内看板設置(道標)の要請が出されました。
本源寺、城西浪漫館、作州民芸館への誘導案内が無い!
セミナーの終わりに、津山市観光協会 竹内佑宜会長からお礼の言葉
出席者は約70名程度?
5月9日時事通信社官庁速報
外国人に分かりやすい地図検討=レストラン、コンビニなどの記号も―国土地理院
国土地理院は、外国人に分かりやすい地図を作るため、地名の多言語化や直感的に理解しやすい地図記号の作成に着手する。観光立国の推進と2020年東京五輪・パラリンピックに向けた対応。5月中に検討会を立ち上げ、14年度中に報告書をまとめる方針。それを受け国土地理院は早ければ同年度中に、外国人向けの地図を作る際のガイドラインを公表する。
検討会は、デザイン分野の学識経験者や観光庁など行政関係者らで構成し、諸外国の地図などを参考に議論を進める。国土地理院の地図では地名の外国語表記はローマ字を用いているが、英語やドイツ語、フランス語なども含め多言語表記の在り方を検討する。
分かりやすい地図記号の検討に当たっては、外国人もよく利用する施設を対象にする方針で、レストランやコンビニエンスストアなどが候補に挙がっている。
既にある地図記号でも分かりにくいと判断すれば、外国人向けに代わりの記号を考える。例えば「学校」を表す場合、地図記号では「文」の字を使っているが、「日本人には『文』から学校のイメージは湧くが、外国人には果たして適切なのか」(国土地理院基本図情報部)といった問題意識があるためだ。
国土交通省は13年度、外国人旅行者が多く訪れる観光地を対象に道路案内標識のローマ字表記を英語表記に改める方針を決定。一部自治体でも案内板を多言語対応にする検討が行われている。そうした流れが進む中、国土地理院はガイドラインを民間の地図にも活用してもらい、外国人に分かりやすい地図の普及を進める意向だ。