令和6年1月12日
「偵察衛星」搭載、H2Aロケット打ち上げ成功
災害時の状況把握にも活用
政府の情報収集衛星「光学8号機」を載せたH2Aロケット48号機が12日午後1時44分、
鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
打ち上げ事業者の三菱重工業によると、衛星は約20分後に切り離され、成功した。
H2Aの打ち上げ成功は42回連続で、成功率は97・9%になった。
衛星は北朝鮮の軍事施設などを監視する事実上の偵察衛星で、
災害時の被害状況の把握などにも活用される。
光学8号機は、2018年2月に打ち上げられた6号機の後継機で、画質などの性能向上が見込まれている。
今回の打ち上げは当初、11日に予定されていたが、気象条件の悪化が予想されたため、12日に延期された。
2月15日にはH2Aの後継機で、国産の次期主力ロケット「H3」2号機の打ち上げが予定されている。
初打ち上げ、日本の国産基幹ロケット「H3」 - 安東伸昭ブログ (goo.ne.jp)