令和6年1月13日
麦踏み(踏圧)
トラクターに取り付けたローラー等を使用して、麦を鎮圧します。
(1)主な効果
①分げつの促進
②穂揃いの改善、成熟期のムラの緩和
③下位節間の伸長抑制や、土壌を固めることによる倒伏防止
④霜上害(厳冬期の霜柱発生による根の立ち上がり)の防止
⑤幼穂形成を遅らせることによる、春先の凍霜害の防止
(2)作業時期について
麦3葉期(12月下旬~1月上旬)から茎立ち期前(2月中~下旬)にかけて、2~3回程度行います。
茎立ち期以降の麦踏みは、茎や幼穂を痛めてしまい減収に繋がるため、避けましょう。
判断の目安として、「草丈20~25cm」「節間長2~3cm」を超える場合は行わないようにしましょう(図1参照)。
株を剥いて節間を確認することは、幼穂の長さから追肥の
適期も判断できるため、有用です。
また、2回目以降の麦踏みは、前回から10~14日程度間隔をあけて行いましょう。
麦の中間管理「麦踏み」「中耕・培土」について (参照)
麦の中間管理「麦踏み」「中耕・培土」について|技術と方法|アグリくまもと (agri-kumamoto.jp)
AKファームの麦踏ブログ
麦踏作業を始める - 安東伸昭ブログ (goo.ne.jp)