平成26年6月23日
東京都議会本会議で、塩村文夏(あやか)都議(35)が晩婚化などの問題について質問に立った際に「早く結婚した方がいいんじゃないか」などとヤジを受けた問題で、都議会自民党の鈴木章浩都議(51)(大田区選出)が23日午後、ヤジを認め、塩村都議と面会して謝罪した。 鈴木都議が「私自身の発言でご迷惑をおかけしたことを重ね重ねおわび申しあげます」と謝罪すると、塩村都議は「ようやく認めていただいて、少しほっとしている」と述べた。
平成26年6月22日
18日行われた東京都議会の一般質問で、みんなの党の塩村文夏議員(35)が、妊娠や出産などに関する子育て支援策について都の取り組みをただした際、ほかの議員から「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか」などとやじを受けました。
セクハラのヤジを浴びせられた問題で、インターネットの署名サイトでは、発言者の特定と厳正処分を自民党都連に求める賛同者が20日正午には3万5000人を超え、抗議の声が広がっている。
賛同を求めているのは「東京都議会における差別発言を許さない市民一同」で、「発言を行った都議会議員が責任を問われず放置されている現状は、極めて重大。身内をかばっているように見えてしまう」と、都連の対応を批判している。
賛同者からは「あるまじき発言をしたことを心から悔い、発言者はその責任をとって辞職すべきだ」「自分の心ない発言がいかに人を傷つけるかについて想像力のかけらもない者は、政治家の資格はない」「最低最悪のハラスメント発言。処分できないようでは都の品位が問われる」など厳しい指摘が出ている。
各テレビ局、ネット配信で、「言葉が増幅されて」流れています。
最初にヤジを飛ばした議員、それに同調した議員。笑いでは済まされない議会状況が全国に広がっています。時がたてば、解決する内容では無いと思われる。