今週の初めの朝 天気予報では「濃霧注意報」とありました
「 霧って知ってる? 」と マメ子(孫)に訊くと
「 知ってる! 白いモヤモヤした雲みたいなもの 」
「 そうそう・・ 今朝は霧が出やすい天気なんだって 」
まあ この辺りは大したことはないですけど・・・
きっと ここから下った谷戸辺りでは 霧が出ているでしょう
その日 マメ子が学校から帰った夕方 こんな絵本を読みました
「 きりのなかの はりねずみ 」
ノルシュテインとコズロフ/作 ヤールフソワ/絵
ロシアの作家の絵本ですね
動物を主人公にしたおはなしの豊かさ・・・ さすが ロシアです
おはなしは
ハリネズミが おみやげを持って 友達のこぐまを訪ねますが
霧の中で 道に迷い 川に落ち おみやげも無くしてしまいます
霧の中で出逢う 生きものたちは ある時は恐ろしげに脅かし
ある時は優しく助けてくれます
やがて 遠くから はりねずみを呼ぶ こぐまくんの声が・・・
霧の中では 方向感覚がなくなり すぐ傍にあるものさえ見えなくなりますね?
10年余り前 北海道の霧多布を旅した時のことを想い出しました
名前の通り 常に霧が湧く地形です
この 断崖 ↓ の先は 海
霧が もっと濃かったら・・ ちょっと怖い
荒々しいけれど 豊かな自然
そこに生きる 生きものたちの命の躍動!!
ロシアと同じです
これが 想像力を生み出す源なのですね
ホテルを出た朝、車の先は殆ど視界が真っ白
ヘッドライトを付けても道は1m先もよく見えず、結局はしばらくホテルのロビーで霧晴れ待ち
先が何も見えない時、人はいろいろなことを考えますね(ღ˘‸˘)✨
いいですよね、必ず
感性のいいこに育ちますよ。
必ず
摩周湖に旅した時がそうでした。
>ヘッドライトを付けても道は1m先もよく見えず
本当にそんな感じ・・
霧が晴れたら、何という事はない普通の世界なのに。
雪のホワイトアウトは更に怖い。
あと数メートルのところに家があるのに辿り着けずという悲劇が起き得ます。
マメ子は、もうすぐ自分で読むようになるでしょう。
次は息子の子のゴン太に読みましょう。
そして、その次は、間もなく生まれる女の子に。