アゲハ蝶は ギリシャ語で「 ブシュケ 」というのだそうです
それには こんなお話が・・・
ブシュケは ある国の美しい王女でした
愛の神エロスと結ばれますが 人間である為 夫の姿をみる事ができず
夫は怪物かもしれないと疑います
ある夜 剃刀を手に 恐る恐る 眠っている夫を蝋燭で照らし出すと
そこには 凛々しい神の姿がありました
ところが 蝋燭の滴が垂れて エロスに火傷を負わせてしまい
エロスは妻の背信を怒り 飛び去って行きました
ブシュケは エロスを追い 幾多の試練を乗り越え
とうとう 最後に エロスと正式に結ばれます
神になったブシュケの背には 蝶の羽が生えました
「 愛を支えるのは 見ることでも 確かめることでもなく 相手を信じる心なの 」
ブシュケは 人々に こう伝える役を 担っているそうですよ 
