モモコが死んでから 1ヶ月が経ちました
その日の朝6時頃 モモコが起きた気配に 玄関に行くと
外に行きたい素振りをみせました
でも 戸を開けると 冷たい霙(みぞれ)まじりの強い雨
よろよろするモモコを 抱いて
ポーチの屋根の下で 屈んでいました
突然 私の腕の中で モモコはぐったりとなって・・・
でも まだ幾呼吸かあるうちに 家族を呼び みなでお別れをしました
後から思い返せば 後悔のない最期の瞬間だったような気がします
今はすっかり春
モモコは その時に留まったまま
私だけが 時と共に 随分歩いてきてしまいました