おふろだいすき 松岡亮子・作 林明子・絵 福音館書店
おふろで繰り広げられるファンタジー
子どもの空想をそのまま抜き出したようなお話です。
次々におふろから現れる動物たちはみな個性的で人間味があり
名脇役を演じています。林明子さんの柔らかな絵のタッチが
おふろにぴったりです。
どんどん広がるお話ですが、あたたかいおかあさんのタオルが終着点。
温かい気持ちで読み終えることができます。
(出版社からの内容紹介より )
寒くなりましたね。
挨拶代わりに交わすようになった言葉。
寒くなったの、暖かくなったの、話の枕に事欠かない。
季節のある国に生まれたことがちょっとうれしい。
> 今日は残業になるよ。 娘からのメール
それでは、さきにおふろに入ろうかな
多少、疲れていても 気持ちが塞ぎこんでいても
私はおふろにはいると、元気になる。
おふろだいすき、なのだ。
おふろのなかで空想に浸る。
そういえば、そんな絵本があったよな
「おふろだいすき」 本棚にあった。
娘が幼稚園に入るぐらいの時
よく読んだ絵本
初版は1982年、ウチにあるのが1993年で第37刷もの
1993年だと娘はすでに大きくなっているので
おそらく図書館での「読み聞かせ」のために購入したのかな?
覚えていない・・・
改めて読み返してみると、とてもシンプルであたたかくて
絵本らしい絵本だと思う。
絵本にも時代があるのだろうか
子どもにむける大人の温かい眼差しがある。
子どもにとって 暗いニュースが多かったこの一年だけど・・・
きっと、いいことだってあったはずだよね?
昨日、娘と散歩して見かけた猫とランチで食べた「石焼きビビンバ」
底にできたおこげが美味しいね。と言ったら
>お母さん、おこげが食べたいならスプーンで石の端にご飯をつけるのよ。だって
どこにも行かない私は最近、お店などで 娘に教えてもらうことが多くなった。
母さんの出番、危うし・・・もう、私は娘の終着点ではない。
「石焼きビビンバ」を食べて、なに考えているやら (笑)