「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

おふろだいすき

2010-12-20 19:21:45 | 書籍・絵本
 

  おふろだいすき  松岡亮子・作 林明子・絵 福音館書店

  おふろで繰り広げられるファンタジー
  子どもの空想をそのまま抜き出したようなお話です。
  次々におふろから現れる動物たちはみな個性的で人間味があり
  名脇役を演じています。林明子さんの柔らかな絵のタッチが
  おふろにぴったりです。
  どんどん広がるお話ですが、あたたかいおかあさんのタオルが終着点。
  温かい気持ちで読み終えることができます。
                             (出版社からの内容紹介より )

  寒くなりましたね。
  挨拶代わりに交わすようになった言葉。
  寒くなったの、暖かくなったの、話の枕に事欠かない。
  季節のある国に生まれたことがちょっとうれしい。

  > 今日は残業になるよ。 娘からのメール
 それでは、さきにおふろに入ろうかな
 多少、疲れていても 気持ちが塞ぎこんでいても
 私はおふろにはいると、元気になる。
 おふろだいすき、なのだ。
 おふろのなかで空想に浸る。
 そういえば、そんな絵本があったよな

 「おふろだいすき」 本棚にあった。
 娘が幼稚園に入るぐらいの時
 よく読んだ絵本
 初版は1982年、ウチにあるのが1993年で第37刷もの
 1993年だと娘はすでに大きくなっているので
 おそらく図書館での「読み聞かせ」のために購入したのかな?
 覚えていない・・・

 改めて読み返してみると、とてもシンプルであたたかくて
 絵本らしい絵本だと思う。
 絵本にも時代があるのだろうか
 子どもにむける大人の温かい眼差しがある。
 子どもにとって 暗いニュースが多かったこの一年だけど・・・
 きっと、いいことだってあったはずだよね?

 

 

   昨日、娘と散歩して見かけた猫とランチで食べた「石焼きビビンバ」
   底にできたおこげが美味しいね。と言ったら
   >お母さん、おこげが食べたいならスプーンで石の端にご飯をつけるのよ。だって
  どこにも行かない私は最近、お店などで 娘に教えてもらうことが多くなった。
  母さんの出番、危うし・・・もう、私は娘の終着点ではない。
   「石焼きビビンバ」を食べて、なに考えているやら (笑)