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森の聲だより

追憶

必死で生きようとしている。。。

迎えはもう少し待ってね。。。と仏壇に向かって言う。

呼吸が苦しい状態で訪問看護で何ができるか。。。

お話しが好きで「話しだけでもいいよね~」っとニコニコ言っていた時もあった。

話をするだけでも元気が出るといってくれていたが

でも日に日に呼吸が苦しくなり大好きな会話も辛そうだ。

背中に回って呼吸が楽になるように

背中を摩ることが今の私が精一杯できること。。。

少し苦しさが落ち着くと話し出す。。。

昔のこと
母親のこと
家族のこと

大嫌いだったおかあちゃんが・・・
本当は若くてきれいで大好きだったということも・・・

娘が生まれてきてくれたことで
自分も友達が出来て幸せだったということも・・・

孫がいつの間にか逞しく頼りになっていることも・・・

苦しくなると肩で大きく何度も深呼吸を繰り返し

話を止めない・・・・

色々あったけど
自分が生まれてきて
幸せだったことを・・・

最後の力を振り絞って聞かせてくれる。

私に話してくれているようだけど

本当はそばにいる娘さんに話しかけているのだと思う。。。

「娘に生まれてくれて ありがとう」って。。。。

二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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