在宅生活をされている方の中には
難病の方も多くいらっしゃいます。
内科、ICUでの臨床経験しかなかった私は
神経難病の方に始めてお会いしたのは
13年前に訪問看護の仕事をしてからです。
「1Lの涙」のドラマの主人公も神経難病でしたね。
徐々に動かなくなる筋肉。。。。。
今まで出来ていたことが出来なくなる。。。。
病気を受け入れなさいって言われても・・・・
病気の進行に気持ちが追いついていけない・・・・・
訪問看護のスタッフたちもゆっくり話を傾聴したり
本人の想いを一つでも叶うように支援したり・・・・
少しでも癒される時間を提供して来たり・・・・・
辛い想いを少しでも何とかしてあげて差し上げたい・・・・
そんな気持ちでいっぱいです。
「アロマで少しでも気分転換をはかれないだろうか?」
そんな提案もしてくれて
ご本人もしてみたい・・・・っと。
そして主治医からも許可を頂いた。
訪問してアロマタッチケアを始めると
ずっと私の手の動きをみている。
あれ?リラックスしてないかな~!!!
でもその眼差しはキラキラしている。
「力抜いて眠くなったら寝ちゃってもいいですよ」っというと
「手の動きを見ているのが楽しくって・・・・・
私も動いたらいいのにな~」っと。
ほとんど動かない手を膝の上において穏やかな表情でお話してくださいます。
本当に辛い時、苦しい時・・・・・
その人の生きざまが現れるようで・・・・・
素敵な感性をお持ちの方です。
もっとアロマタッチを感じて楽しんで癒されて欲しいと思うのです。
ケアでその人らしくなれる方法を一生懸命考え
寄り添っているスタッフことは必ず、伝わっていることでしょう。
病気の進行をとめることは私たちの力ではできませんが
寄り添っていくケアは出来るはず。。。。
ご自身を大切にするって大事なことで
周りを大切にするっということにも繋がりますね。
そして調子のよい状態を知っておくということは
ちょっとした不調にも気がつきやすいです。
ちょっとした時にケアしておくと
悪化せず早めに体調を取り戻せますし、
自分のためのアロマケアは
普段からしておくといつも元気でいられます。
今回のセミナー日はとっても気持ちのいい晴天
午前のクリーム作りを終えて
急遽、場所を移動
近くの花の美術館へ
皆さんと一緒にバラに囲まれランチ
バラ園やハーブコーナーを通り
少しハーブのお話をしながら
そのまま青空セミナーへ
なんて気持ちがイイセミナーなのでしょう。。。。。
午後はアロマハンド
気持ちよすぎて・・・・・とろりん。。。。。
今日は待ちに待った・・・訪問看護ステーションでのアロマの勉強会です
看護の中で取り入れるケアである
アロマタッチケアはとても素晴らしいケアの一つです。
それを一人でも多くの看護師さん達にお伝え出来たら・・・・
20年前に看護の中にアロマを取り入れたいと
ず~っと思ってコツコツ勉強して活動して・・・・そして
こんな時が来るなんて・・・・・
+++++++++++++++++++++++
アロマセラピーとタッチングの話しから始まり、
実際私がケアした内容や効果や反応について
そしてアロマケアという触れるケアを看護の中に取り入れるようになって
私自身の看護感がどのように変わっていったか・・・・
3時間余りの話しの最期にタッチングを皆で体験して頂きました。
短時間でリラックスして体がポッポ温かくなり、
お腹がグルグル・・・・・
「気持ちがイイね~」っと。
そうなんですよね。。。。たったこれだけで気持ちがいいのですよね。
++++++++++++++++++++++++
そしてなんと・・・・・・
「こういう症状の方にはアロマは効果ある?」
「どのようにアプローチしていったらいいかしら?」
「もしかしたら○○さんも○○さんもアロマケアをしてあげたらいいかもね」
どんどんアロマケアの提案が・・・・
必要かもしれないと思われる方がそんなにいたんですね。
一緒に働く看護師、ケアマネにアロマタッチケアの
素晴らしさを知って頂けたことに感謝いたします。
看護のプロセスでは
情報収集してそこから問題点をあげる。
そしてその問題点の原因は何か・・・・
アセスメントをして看護計画を立てる。
看護計画に基づき実践する。
そして結果どうであったか・・・・
次の問題点は何か・・・・
その繰り返し・・・・・
その時々に問題点は変わるし
情報収集の内容によってアセスメントも変わってくる。
問題を解決しようと あれはどうか!これならどうか!っと
色んな計画を立ててもどうしてもならない時もある・・・・・
看護の限界????
++++++++++++++++++
あれこれ考えてもどうにもならない・・・・
もうどのように看護をしていけばいいのか分からない・・・・・
薬の効果が得られない・・・・
薬の量が増えてくる・・・・
そうなる前に看護師が何かケア出来ないだろうか・・・・
苦痛にアロマタッチを取りいて\れてみたら
もしかしたらいいのではないか???
何か解決の糸口が見つかるかもしれない・・・・
どうだろうか?っと・・・・・・
アロマを看護計画に取り入れてみたいっと言ってくれた仲間がいた
+++++++++++++++++++
Drもアロマタッチの許可を出してくれた。
家族も是非やってみたい。。。っと。
担当のスタッフと訪問し、
問題点を考慮しながら
香りを選んでブレンドオイルを作り
どのようにアロマタッチケアをするのが効果的が
一緒に考えていこうと思う。
アロマを看護の中のケアとして取り入れることが徐々に進んでいる。
15日はアロマの勉強会・・・・さらに仲間のアロマの理解が深まりそう
本日の悠楽気ハイクは高宕山!!
悠楽気にしてはきついかな~っと思ったのですが
参加された方は山登りの経験者ということもあって
いつもよりロングコースの八良塚コースを選択いたしました
最後のピークへはショートカットして急登を・・・・
途中私たちを抜かした若者より早くピーク到着!!
若者たちが私たちを見て あれあれ??状態
ふふふ・・・ちょっといけないコースを上がってきたの・・・お転婆でしょ
+++++++++++++++
この時期の若葉は本当にキラキラして新鮮!って感じ。
森の中から新鮮で元気なエネルギーがもらえます。
ほとんど樹林の中を歩くので風の気持ちがイイこと・・・・
山頂で休憩15分、モミの木テラスで45分、
石射太郎山では市原から来たという70代の女性と
山談話で盛り上がること20分。
行きたい山があるから練習に歩いていると。
明日はどこの山を歩こうかしら??っと。
「あ・あ明日もですかぁ~」
叔母さんパワーに圧倒されっぱなしだけど
あんな風にイキイキと年を取りたいね!っと
「チーム悠楽気」は思うのです。
大好きなクロモジのお花もまだ咲いてました。
さ~下山までもう少し!!
クロモジさん!ラストスパートのパワーを下さい
スッキリした香りに元気をもらいます。
山つつじも綺麗です
さてさて・・・・今日の悠楽気最終章
帰り道は「四季の蔵」で足湯に浸かり
本日沢山使った足を癒しましょう
健康のための悠楽気ハイク 次回もお楽しみに~
尊敬する先輩のご主人がガンで亡くなりました。
治療もできなくなり2か月前に
「動けなくなるのは後、1,2ヶ月でしょう」っと宣告され
自宅療養が始まったそうです。
ご主人はその言葉をその瞬間に受け入れ
逢いたい人に逢いお礼を言っていたそうです。
亡くなる3週間前まで大好きな碁会所にも通って
亡くなる1週間前には往診医と碁をうち
亡くなる2日前には奥さまに
「あと一日か二日かな・・・大変お世話になりました」っと。
いつも感謝の気持ちを伝えていたご主人・・・・・
奥さまはそれが最後の挨拶だとは思わなかったそう。
私が伺うと「いらっしゃ~い」っといつもニコニコ顔を出してくれてたご主人。
昨日伺ったときもそんな気かしてならなくて・・・・
遺影のお顔はいつものニコニコ・・・・「いらっしゃい」って言ってくれているよう。
痛み止めも使わず、穏やかに眠るように亡くなられたそうです。
「最期まで「ありがとう」を言い続けていた主人だったから
これがピッタリだと思って」・・・っと頂いてきました。
++++++++++++++++++++
亡くなる方を沢山看ていると
とても穏やかに亡くなられていく方がいらっしゃいます。
そういう方は決まって・・・・
亡くなるまで沢山の感謝の気持ちを
家族や周りの人に伝えています。
そして周りからも感謝の言葉をかけてもらっています。
これが霊的な痛みと係わってくるのではないかと思うのです。
身体的な大抵の痛みは鎮痛剤が効果的と言われてますが
霊的な痛みは感謝の気持ちで緩和するのでしょう。
「ありがとう」