【SWEET ANGELS】

大阪府寝屋川市にある認定こども園 ねやがわ寝屋の森こども園の
楽しい「教育 保育の様子」を大公開!

先生からの【子育てinformation】 vol.21

2011-12-10 | 先生からの【子育てinformation】


こんにちは!!
うさぎ組(2歳児)担任の亀田愛恵です

今回の【子育てinformation】は「スキンシップについて」です。

互いに直接触れ合う肌と肌の接触(スキンシップ)は情動の発達や社会性の形成にとってとても重要です。
特に乳幼児の健康な発達に関して親子のスキンシップは大切で、生まれた子どもを触る、抱っこする、
ほおずりする、さする、なでるなどのスキンシップを通して親子のきずなが築かれ、心身の健康がはぐくまれ、
温かい情緒的な関係の中で子どもの心が育ちます。

子どもは動物に非常に近い感覚を持っています。
お腹の中にいた時はお母さんとへその緒で繋がっていて、一体感を持っていました。
それが外に出てしまってお母さんと離れ離れになってしまうので
赤ちゃんは非常に不安な状態なのです子どもはまだ赤ちゃんの不安感を引きずっています。
だから触ってあげると孤独感が解消し、安心するのです。
母親が愛の気持ちで子どもの皮膚を優しく触りながらスキンシップを行うと
子どもは本当に落ち着くことができます

スキンシップの中でも、抱っこは母親が子どもを受け入れ、子どもも母親を受け入れている証拠です。
なので、抱っこをすることは知的障害児にも良い影響を与えます。
初めは抱っこを受け入れられない子どももいるかもしれませんが
子どもが嫌がっているから抱っこをしないのではなく、嫌がっていても全力で気持ちを受け止め
優しい気持ちでしっかりと抱っこしてあげてください

抱っこの目安は8秒前後です。あまり長いと子どもが飽きて嫌がります。
8秒くらいが長すぎず短すぎずちょうどいいのです。もちろん子どもが喜べばもっとしてあげてください。
愛情のガソリンタンクが満タンになるまでしっかりと抱っこしてあげてください

私も子どもの頃、母親に毎日私が満足できるまで抱きしめてもらっていました
寝る時も母親の腕の中で抱きしめられながら眠り、母親の愛や安心感に包まれていました
一緒の寝具に包まり、眠ることで子宮に戻った感覚に近くなり、安心できるそうです
別々の寝具で寝ておられる方はお子様と一緒の寝具で寝てみてください。
きっとお子様はいつもより安心して眠ることができますよ


参考文献:子ども心理辞典
       谷田 貝公昭・原 裕視(編集代表)
       子どもの脳にいいこと 多動児、知的障害児がよくなる3つの方法
        鈴木 昭平


最新の画像もっと見る