こんにちは
きりん組担任(3歳児)の永澤美香です
子ども達は様々な物に触れて学び成長していきます。
今回の子育てインフォメーションでは触れる物で最も身近なおもちゃの中の積み木について
お話させて頂きます
積み木遊びでは・・・・・・
★表現力、創造性が育つ
⇒積み木を重ねることで表現をし、目的を持って何かを作りだします。
★問題解決能力が育つ
⇒失敗をした体験を保障することで発見する喜びと問題を解決するために工夫します。
★身体の諸器官が発達する
⇒微細運動から粗大運動まで様々な身体の動きを使います。
★数学的概念が育つ
⇒立体図形の特徴を遊びを通して学びます。
★根気や集中力が育つ
⇒子どもは主体的に活動するときに素晴らしい集中力を発揮します。
遊ぶ前に大事なことが積み木の選び方です!!
適した積み木で遊ぶことができるようにしましょう。
【積み木の選び方】
★大きさや重さが子どもの手に適していること
(子どもの手にすっぽりと入り持ちやすく積みやすいサイズ)
★安全性に配慮されていること
★正確に作られていること
★絵や文字が書かれていないこと
(シンプルな積み木はイメージ力を広げます)
<年齢別の遊び方>
◎0~2歳児
「積木に興味を持つ時期」
お座りができる頃⇒積み木をカチカチと音を鳴らす
歩き、言葉を話すことができる頃⇒身近なものに見立てながら遊ぶ
★遊びのポイント
・子どもの発見を見守り喜びを共有する
・子どもとのやりとりを楽しむ
◎3~5歳児
「イメージをもって積み木遊びができる時期」
「お家を作ろう」と意図を持って作る
ルールを考えて積み木でゲームをする
ごっこ遊びで使うものを作る
★遊びのポイント★
・親も一緒に楽しむこと
・できあがったものを一緒に喜ぶ
・失敗体験が経験できる
様々な積み木遊びを通して、子どもはこの時期から、空間性・秩序性・社会性などを身に付け始めます
又、積み木は0歳から大人まで楽しむことができるおもちゃの為、大人が本気で積み木で遊んでいる姿を子どもに見せることでイメージ力がつきます。
子どもだけが遊ぶのではなく、保護者の方も一緒に様々な物を想像して積み木をぜひ楽しんでください
又、先日瀧薫先生によるおもちゃの研修に参加させて頂きました。
積木あそびや乳児のあそびについて詳しく教えて頂きました
その様子を「保育の根っこ」にてあげているのでよろしければご覧下さい。
参考文献:「保育とおもちゃ」 著者:瀧薫