【SWEET ANGELS】

大阪府寝屋川市にある認定こども園 ねやがわ寝屋の森こども園の
楽しい「教育 保育の様子」を大公開!

美味しい野菜ができますように♪

2016-05-20 | 先生からの【子育てinformation】

こんにちは

フリー保育士の澤和千晶です


毎日お天気が良く青空が広がり、子ども達は汗をかきながら

元気いっぱい遊んでいます


先日植えた夏野菜とさつまいもが気になるようでフェンス越しから見ているきりん組さん

「見て~紫のお花咲いてるで」、「あみあみ(緑のネット)ついてるお野菜何やったっけ~

と興味津々です



あおさんは大きく育つように水やりをしてくれています



「おいしくなぁれ」と声を掛けながらお水を上げたり、「トマトお花咲いてるで」と

変化に気づいたり、愛情込めてお世話をしてくれていますよ

きみどりさんも「早く大きくならへんかなぁ」と待ち遠しいようです

植えたら終わりではなく、生長の過程を知ったり草抜きや水やりをして

お世話をしないと美味しい野菜ができないことを伝えたりして最後まで興味を持って

楽しく育てていきたいと思います

愛情込めて育てていますので、大きくなるのを楽しみにしていてください



 


先生からの子育てinformation vol,71

2016-03-10 | 先生からの【子育てinformation】

 

こんにちは!

りす組(0・1歳児)担任の新井裕紀子です。

 

 

こんにちは!

りす組(0・1歳児)担任の新井裕紀子です。

 

今回の子育てインフォメーションは、「乳児期のことばと子どもとの関わり方」について、お話しさせていただきます。

 

りす組の子どもたちも、4月当初に比べて、おはなしが上手になり、保育士や友達とのやりとりを楽しむ姿が見られます。また、0~2歳の月齢の差が見られるりす組では、言葉の発達も月齢や子どもによって様々です。ことばは生まれた赤ちゃんからどのように育ち、周りの大人はどのように関わっていけばよいのでしょうか?

 

~泣き声は赤ちゃんのことば~

生まれたばかりの赤ちゃんは、泣き声によって、「おなかがすいた」「おむつをかえてほしい」などの感情を表します。それを受けて赤ちゃんの欲求を察してかなえてあげるのが周りにいる大人です。それが繰り返し行われることによって赤ちゃんは「泣いて訴えれば不快を快にしてくれる」とだんだんわかるようになってきます。この時期に大切なことは、すぐに欲求をかなえてあげることです。

 

~喃語でおはなし~

2、3か月ごろになると、機嫌の良い時に「アーアー」というように音声の反復を楽しむ、いわゆる喃語が出始めます。この時期には、なるべく赤ちゃんを抱きあげて、目と目を見つめ合い、うれしい表情で言葉かけをしてあげましょう。喃語と対話することにより、喃語の数も増え、表情も豊かになっていきます。抱きしめ、ほおずりし、言葉かけをして、応答的な環境を与えてあげることが大切です。

6、7か月ごろになると、人見知りが出てきます。「いないいないばあ」の遊びを楽しみ、目と目の接触、消えては現れる人の顔の刺激、リズミカルな声の刺激に声をたてて喜びます。8、9か月ごろになると、人見知りが始まり、保育者の姿が見えなくなると後追いをして泣き出します。しかし、これらが出現したということは、子どもと保護者との間にアタッチメント(愛着関係)の成立が認められたということです。そして愛着関係が成立ていくことで、情緒も安定し、保護者を安全基地として外界を積極的に探索し、保護者がそばにいることによって安心して自分で遊びを見つけられる子どもになります。

 

~身振り言語を教える~

ハイハイやつかまり立ちを始める時期には、「バイバイ」や「チョウダイ」など身振り言語を教えると、模倣してくれるようになります。この時期に「マンマンマ」らしき喃語を言ったときに、「マンマよ」といっておやつをだすと、それが繰り返されることによって、「マンマ」という喃語が意味づけされて、マンマ=食べるものという概念が生まれてくるようになります。

 

~ことばの発達~

1歳前後になると、たとえば犬を指さして「ワンワン」と、物の名前を言うようになります。言葉は保護者と子どもの相互交渉の中で、どんどん豊かになっていきます。「ワンワン、キタ」、次に「ワンワン、キタ、オーキイ」など、やりとりによって文章になっていきます。2歳ごろになると物に名前があることを知り、「これなあに」と尋ねるようになります。これは物の名前を知りたいだけでなく、物の名前を聞くことによって保護者との会話を楽しんでいるのです。

 

言葉の学習の基本は、乳児期における人間関係の中で形成されるといわれています。なかでも、母親のあやし声による子どもとの関わりは、コミュニケーションの原点でもあります。育児中の言葉掛けや泣き声や喃語に対する応答など、乳児期の大人との関わり方はとても大切です。こうした人との関わりを通じて、コミュニケーションの基盤を培っていきます。

私たち保育士は、子どもたちの発達に関わる仕事です。日々、子どもたちに寄り添いながら、保護者の皆様と一緒に子どもたちの成長を見守り、援助していくことが出来ればと思っています。子どもたちは、成長するにつれ、たくさんの言葉をプレゼントしてくれます。是非、ゆっくりとご家庭で保育園での出来事を会話する時間を持っていただき、お子様とコミュニケーションを楽しんでくださいね。

 

 

参考文献:「すてきなお母さんになるためのパスポート」

中川登美子 幼年教育出版 1986


先生からの子育てinformation vol,70

2016-02-10 | 先生からの【子育てinformation】

こんにちは

きりん組(3歳児)担任の永澤美香です

 

 

きりん組(3歳児)、ぞう組(4,5歳児)の子ども達は、12月から1月末まで「寒い季節も体を動かす楽しさを味わい、体を温めて一日を元気に過ごせるようにする」「運動遊びを通して健康な体を作り、合図やルールを守る集団遊び等を通して協調性をはぐくむ」というねらいのもと、マラソンやサーキット、なわとび等の『運動遊び』を元気に取り組んでいます。

そこで、今回の子育てインフォメーションでは「子どもの運動」についてお話させていただきます。

 

まずは運動をすることで期待される効果は・・・

 

≪体力がつく≫

・運動をすると心肺機能が向上し体力がつき、持久力も高まります。

・疲れにくい体は、物事に取り組む際の集中力や継続力、忍耐力を持つための基礎となります。

運動は、体力をつけることだけでなく、日常生活を送るために必要な力を養います。

 

≪心を育てる≫

・勝つこと、負けることを体験することで達成感やくやしい思いなど様々な感情は味わうことができます。

 

年齢別の遊び方

 ≪0歳~2歳頃≫

この時期に大切なことは五感を刺激することです。散歩をして葉っぱを触ったり、土や芝生を歩くことで良い刺激になります。

 

≪2歳~4歳頃≫

遊びを通して体のバランスを取る動きや体の軸を移動させる動きを経験すると良いです。

すべり台、ブランコなどの遊具を使った遊びや、マット運動なども体のバランス感覚を養うのに適しています。

 

≪4歳~5歳頃≫

ボールなど用具を操作する動きがこの年齢には適しています。

体をスムーズに動かせる時期なので用具をコントロールすることが可能になります。縄跳び、キャッチボール、サッカー、自転車などが良いです。

又、この頃になるとルールを覚えて遊ぶことができる為、鬼ごっこなどの遊びも適しています。友達と協力、工夫して遊ぶことで、物事への意欲や協調性がぐんと伸びる時期です。

 

週に1回長時間体を動かすより、毎日の運動、外遊びを取り入れ、エネルギーを発散させることが健やかな成長に欠かせないと言えます。

 

 

運動を好きになるためには「体を動かすことは楽しい」「気持ちいい」と子ども達が思うことが大切です。

当園ではりす組(0,1歳児)では園庭を散歩したり、遊具で遊んだり、砂場で砂の感触を楽しんでいます

うさぎ組(2歳児)は、様々な遊具で遊んだり、ボールを追いかけたりしています。

又、きりん組(3歳児)ぞう組(4,5歳児)は、園庭を友達と鬼ごっこをしたり、サッカーや縄跳びで、体を動かし、寒さに負けず元気いっぱいです。

 

まだ寒い冬が続きますがご家庭でも、お子様と一緒に戸外に出て体を動かして遊び、健康な体を作って、体力の向上とたくましい心を育てていってください

 

 参考文献:「保育と幼児期の運動あそび」  著者:岩崎洋子、吉田伊津美、朴淳香、鈴木康弘 

 


先生からの子育てinformation vol.69

2016-01-09 | 先生からの【子育てinformation】

こんにちは!

うさぎ組(2歳児)担任の東八重菜美です

外はすっかり寒くなり、体調を崩しやすい季節

お子様と外へ出かけるよりも、安全で暖かいお家で遊ぼうと思ってしまいがちですよね。

しかし、戸外には室内遊びでは体験できないものがたくさんあります。

例えば、風や小さな生き物との出会い、人の会話などの音や季節によって変わる草花のにおいなど子どもの発達や発育に欠かせない五感を刺激するものがあふれているのです

 

そこで今回は特に室内で過ごしてしまいがちな乳児の五感が育つ外遊びについてお話したいと思います。

あそびは子どもにとって心地よく思えることが重要です。

「触っちゃダメ!」と禁止ばかりせず、子どもが興味や関心を持ったことを安全な範囲で見守ってあげ、声をかけてコミュニケーションをとる。そうして得た外遊びの時間は子どもにとって「体や運動の能力」「何かを認知する力」などを習得していく貴重な経験になっていきます。まだ歩くことのできない赤ちゃんもベビーカーに乗せっぱなしではもったいないのです

 

一歩外へ出ると子どもにとっては面白いことがたくさんあります

お店から漂ってくるにおいや周りの人々の会話や乗り物の走る音など大人にとっては当たり前でも、子どもにとっては不思議な事だったり、興味を引くものなのです。

ちょっとお散歩に出かけるだけでも喜んでくれると思います。

 

また外遊びで代表的なのは“公園”ですよね

公園は手軽で行きやすく安全に、思いっきり体を動かして遊ぶことができます。

そこで、月齢の低い子どもと公園で遊ぶコツを紹介したいと思います。

まずは、ねんねのころ(0~6か月頃)です。

「公園はまだ早い」なんてことはありません。遊具で遊ぶのはまだ先でも、室内遊びで得られないれないことがたくさんあります。

・草花に触ってドキドキ

 赤ちゃんの手の届かないところにある草花。抱っこで近くに寄ってあげれば視野も広がり、自然と触ってみたいという気持ちを刺激します。「きれいなお花だね」「柔らかい葉っぱだね」など声をかけてみてください。

・レジャーシートの上でゴロゴロ

 お家の中とは違った刺激を受けられ、赤ちゃんの安全スペースが簡単にできます。木陰を見つけてはお子様と一緒にレジャーシートの上でゴロゴロしてみてください。もしかすると、大人の私たちも何か発見があるかもしれませんね。

 

はおすわり~はいはいのころ(6~11か月頃)です。

いつもの室内遊びも、レジャーシート持参で公園ですると新鮮です。

・砂場で砂の感触を楽しむ

 さらさらしていたり、水を混ぜるとべちゃべちゃしたりと変幻自在に形を変え、いろいろな感触で子ども達を刺激します。口に入れないように気を付けながら、遊んでみてください。

・紙飛行機をビューン!

 広い空間の公園の良さを実感できます。飛ばす方向に人がいないか確認したら、勢いをつけて飛ばしてみてください。風に乗ってどこに飛んでいくのか、子どもにとっては不思議がいっぱいです。

 

そして、あんよのころ(11か月頃~)です。

外の世界への興味がグングン広がる時期です。自力で移動でき、たっぷりと楽しむことが

できますが、歩き始めは転倒しやすいので側で見守ってあげて下さい。

・草むらに入って冒険

 固いコンクリートとは違った感触の草むら。落ち葉じゅうたんの上にきれいな緑の葉っぱが落ちていたり、大きな石や木の実を見つけたりと、整備されていない場所も見方を変えれば素敵な遊び場です。

・たっぷり歩く!自由に走る!

 歩けるようになった子ども達は歩く・走るだけでも楽しいのです。歩きたいだけ、走りたいだけ子どもの自由にさせてあげられるのは広々とした公園だからこそ。ただ、無理に歩かせたりせずに子どもが心地よいと思う範囲を、大人は尊重してあげてください。

 

 

 

これらを参考にお子様と外へ出かけてみませんか?

外遊びを通して五感を豊かにしていきたいですね。

きっと大人も子どもたちも、素敵な発見や出会いがあるのではないでしょうか。

 

参考文献:「育児大全科」主婦の友社 監修:五十嵐 隆先生(国立成育医療研究センター)


先生からの子育てinformation vol.68

2015-12-10 | 先生からの【子育てinformation】

こんにちは うさぎ組(2歳児)担任の倉田 富貴です

一歩外に出ればクリスマスのイルミネーションがキラキラしていて私たちも子ども達もワクワクする気持ちになりますね

まだまだ今月は楽しい行事もありますが、疲れをためないようにしていきたいですね

 

今回の子育てインフォメーションは「こどものイヤイヤ」についてご紹介させて頂きます

日々、仕事に家事に育児と大変な毎日を過ごしている中で、子どもに「イヤイヤ!」と言われてしまうと「なんで?!」とストレスに繋がりませんか

大人がいくら叱っても同じことを繰り返す…危ない事ばかりする…とどうしたらいいのか分からなくなってしまうこともありますよね。今回は1~3歳児までの子どもの「イヤッ」の理由についてお話していきます。

 

~面白そうなものを探してウロウロ1歳児~

 まだ危ない事や親の気持ちなど全く分からずに自分の興味のままに動き回るころです。大人からすると目が離せず大変な時期ですよね。1歳児は叱られた理由は分からず、軽く叱るくらいだと、遊んでもらっていると思ってしまいます。でも子どもが分からないからといって、大人が我慢して全て子どものイヤイヤに合わせる必要はありません。イヤイヤと拗ねたら、まずは気をそらしてあげる。それでも続くようなら真剣な表情で、「私は嫌だと思っている」という感情は伝えた方がよいでしょう

 

~やりたい・ほしいが我慢できない2歳児~

 出来ない事も自分でやりたいと言ったり、大人の言葉掛けにやたらと逆らう、まさに「イヤイヤ期」という年齢です。大人が期待する通りのことはしないといった時期でしょう。この時期の子どもは憎たらしいことを言って大人に反抗する一方で、突然ベタベタと甘えてきたりすることもあります。大人とは違う自分を主張し、親から離れようとするのですが、やはり不安になって親の元に戻ってきて甘え、「ああ、やっぱり愛されているんだ」と確認して、また安心して反抗をする。この繰り返しで子どもは健全な親離れが出来るようになります。子どもが甘えてきた時は、出来るだけ受け止め、気が済むまで甘えさせてあげましょう。時には親子でぶつかり合うことも仕方ない時期です。しかし、子どもと同じ土俵に乗らず、冷静に大人な対応を心掛けましょう

 

~「なんでー?」「なんでー?」の3歳児~

 「なんで?」としつこく聞いてくるのはこの時期の特徴です。「なぜ?」「どうして?」は子どもの成長の証です。それまでの子どもは周りの状況に対して「~したい」「~するのはイヤ」という欲求ばかりでした。それが、物事には原因や理由があると分かり、繋がりがでてくることで身の回りのことを整理しているのです。大人が今まで「~だから~するのはダメだよ」と言い聞かせてきたことが分かり始めるといったところです。しつこく「なんでー?」と聞かれると面倒だと感じてしまいますが、全てをまじめに答える必要はありません。逆に「どうしてだと思う?」と聞いて見ることで面白い答えが返ってくるかもしれません。子どもなりの「世の中の整理の仕方」を楽しめる余裕があるといいですね

 

 日々、子育てをしていると、大人の方がイヤイヤ!と言ってしまいたくなることがたくさんあると思います。つい「私の育て方が悪いのかな…」と自分を責めてしまうかもしれません

しかし、子どもの成長過程には段階があり、発達段階で見られる子どもの特徴を知っていれば心にゆとりを持って子育てが出来、広い心で子どもの行動を見守ることができます

子育ては今すぐに目に見えて成果が上がるものではありませんが、10年、20年後に親子が笑顔で過ごせていたら素敵ではないですか

 

 

参考文献:叱り方、もっと上手になりたい プチタンファン編 

       場面別に楽しむ「語りかけ」  中川信子 監修