【SWEET ANGELS】

大阪府寝屋川市にある認定こども園 ねやがわ寝屋の森こども園の
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先生からの【子育てinformation】vol.63

2015-07-10 | 先生からの【子育てinformation】

こんにちは!

うさぎ組(2歳児)担任の東八重菜美です。

 

毎日、水遊びがしたくなるような気温になってきましたね。

子どもたちもたくさん遊んで汗びっしょりです。

 

 

そんなたくさん汗をかく季節にはあせもやおむつかぶれなど

肌のトラブルが増えてきます。

特に肌がデリケートで肌トラブルを起こしやすい乳児(0・1・2歳)は

スキンケアが大切です!

汗をかいたままにしてしまうとあせもができやすくなってしまいます。

あせもは汗が溜まりやすいおでこやわきの下、背中、

また0歳児だと首や腕のしわにもできやすいです。

予防のためには肌のスキンケアが重要となってくるのです。

そこで今回の子育てインフォメーションのテーマは、

スキンケアについてお話していきます。

肌のケアと言えば冬に気を使うことが多いかもしれませんが、

スキンケアをして夏の肌を良い状態にしておくと、

冬の肌トラブルが少なくなるのです!

 

 

夏の肌ケアのポイントは2つあります!!

まず1つ目は、汗・汚れを洗うことですが、

石鹸を直接つけてゴシゴシ洗うということではありません

ゴシゴシ洗ってしまうと肌を傷つけてしまいます

たっぷり汗をかいたら泡立てた石鹸を手に取り素手で優しく洗い、

顔や目の周り、手足のくびれも忘れずに洗いましょう

また洗い方と同じくらい大切なのが洗い流すことです。

素早くきちんと洗い流す為にシャワーがおすすめで、

ソフトな水圧で38~39℃程度の湯温にすることを気を付けて下さい。

湯船に入れる時も大人にとってぬるいと感じるくらいの温度にして下さい。

熱いお湯はただでさえ少ない子どものうるおい成分を溶かし出してしまう為、

乾燥の原因となります。

長湯も肌のうるおいの為によくないので、入浴時間は3分を目安にして下さい

また、食事の後や外で遊んだ後など汗をかいたときはこまめに汗を拭くだけでも

肌トラブルは起こりにくくなります。

こするように拭くと肌への刺激になるので汗を拭く際には綿製のタオルで体に押し当てるように拭きましょう。

 

 

そして、2つ目のポイントは保湿です

夏の肌がしっとりしているのは、ほとんどが汗と汚れなんです

入浴後は肌の表面を覆う皮脂が落ちているので、

保湿剤でしっとりするぐらい保護しましょう。

肌がうるおうと紫外線や汗のダメージを受けにくくなるので、

保湿には水分と油分の両方が配合された乳液タイプがおすすめです

入浴後10分がたつと急激に肌の水分量が減少してしまうので、

保湿剤は入浴後5分以内に塗ると効果的です

また、肌を摩擦しない為にも量はたっぷりと使いましょう。

腕・脚1本に対して5円硬貨大、胴体は500円硬貨大くらいが目安となっています。

塗る時は保湿材を両方の手のひら全体にのばしてごしごしこすらず、

上から下へ一定方向に優しく塗るのがコツです。

 

 

 

最後に肌トラブルを悪化させない為に気を付けていただきたい事があります。

子どもたちは虫刺されやあせもを爪でかきむしってしまうことが多いです。

爪が伸びていると爪の細菌が患部について悪化してしまいとびひになってしまうこともあるので、

爪がのびていないか、とがっていないかどうかチェックしてあげて下さい

そして、爪切りの際には爪を水平に切り、その後に角を落とすときれいに切ることができます。

 

 

夏の肌のスキンケアのポイントを押さえて、

トラブルに負けない肌の状態を作りましょう!

 

 

参考文献:学研   「あそびと環境 0・1・2歳」 石川功治 監修

 



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