こんにちは
きりん組(3歳児)担任の永澤美香です
きりん組(3歳児)、ぞう組(4,5歳児)の子ども達は、12月から1月末まで「寒い季節も体を動かす楽しさを味わい、体を温めて一日を元気に過ごせるようにする」「運動遊びを通して健康な体を作り、合図やルールを守る集団遊び等を通して協調性をはぐくむ」というねらいのもと、マラソンやサーキット、なわとび等の『運動遊び』を元気に取り組んでいます。
そこで、今回の子育てインフォメーションでは「子どもの運動」についてお話させていただきます。
まずは運動をすることで期待される効果は・・・
≪体力がつく≫
・運動をすると心肺機能が向上し体力がつき、持久力も高まります。
・疲れにくい体は、物事に取り組む際の集中力や継続力、忍耐力を持つための基礎となります。
運動は、体力をつけることだけでなく、日常生活を送るために必要な力を養います。
≪心を育てる≫
・勝つこと、負けることを体験することで達成感やくやしい思いなど様々な感情は味わうことができます。
年齢別の遊び方
≪0歳~2歳頃≫
この時期に大切なことは五感を刺激することです。散歩をして葉っぱを触ったり、土や芝生を歩くことで良い刺激になります。
≪2歳~4歳頃≫
遊びを通して体のバランスを取る動きや体の軸を移動させる動きを経験すると良いです。
すべり台、ブランコなどの遊具を使った遊びや、マット運動なども体のバランス感覚を養うのに適しています。
≪4歳~5歳頃≫
ボールなど用具を操作する動きがこの年齢には適しています。
体をスムーズに動かせる時期なので用具をコントロールすることが可能になります。縄跳び、キャッチボール、サッカー、自転車などが良いです。
又、この頃になるとルールを覚えて遊ぶことができる為、鬼ごっこなどの遊びも適しています。友達と協力、工夫して遊ぶことで、物事への意欲や協調性がぐんと伸びる時期です。
週に1回長時間体を動かすより、毎日の運動、外遊びを取り入れ、エネルギーを発散させることが健やかな成長に欠かせないと言えます。
運動を好きになるためには「体を動かすことは楽しい」「気持ちいい」と子ども達が思うことが大切です。
当園ではりす組(0,1歳児)では園庭を散歩したり、遊具で遊んだり、砂場で砂の感触を楽しんでいます
うさぎ組(2歳児)は、様々な遊具で遊んだり、ボールを追いかけたりしています。
又、きりん組(3歳児)ぞう組(4,5歳児)は、園庭を友達と鬼ごっこをしたり、サッカーや縄跳びで、体を動かし、寒さに負けず元気いっぱいです。
まだ寒い冬が続きますがご家庭でも、お子様と一緒に戸外に出て体を動かして遊び、健康な体を作って、体力の向上とたくましい心を育てていってください
参考文献:「保育と幼児期の運動あそび」 著者:岩崎洋子、吉田伊津美、朴淳香、鈴木康弘