こんにちはうさぎ組(2歳児)担任の柿森愛です
今回の子育てインフォメーションは「子どものほめ方について」お伝えします。
ポイントは「ありがとう」「うれしい」を伝えることです
初めての寝返り、初めての立っち、そして初めての一人歩き。
お子様と一緒に暮らしていると、そんな「初めて」がたくさんありますよね。
嬉しくて、感激して、「上手上手」と思わず手をたたいて抱きしめることもあると思います。
そこには皆様の親としての喜びがあふれ、頑張った子どもへの精一杯の応援の気持ちが込められています。これが「ほめる」ことの原点なのです。
「ほめる」ということは「できたから偉い」ということではありません。
そうすると、「できないうちはダメ」ということになってしまいます。頑張ってできるようになった過程に共感し、できた喜び、つまり親としての気持ちを伝えることが「ほめる」ということなのです。
何よりも原点に戻って、「ありがとう」「うれしい」「できてよかったね」など、親としての気持ちを表すことを大切にしてくださいね
おだてたり、目的が先にあってのごほうびは避けてください
子どもに頑張らせようとするあまり、おだてたり、ごほうびを与えたりしたくなることもあると思います。
「おだてる」というのは、何かをさせようとしてほめて得意にさせることです
しかし、何かをさせようとして物を与えて、それと交換条件でさせるようなごほうびの与え方は避けたいですね。
「何かをさせたい」という目的が先にあって、子どもの気持ちが二の次になってしまうからです。
「よかった」「えらかったね」と心から思って言葉をかけたり抱きしめるようなごほうびの方が大切なのです
例えばこれらのような場合・・・
(子どもがしっしと言った直後におもらしをした)
あああああああああ↓
「しっし言えたねえらいね今度はトイレでできるといいね」などと声をかけると
子どもは怒られるかなあと、不安だった気持ちがホッとして、また「しっし」って言うよ。という気持ちになります。
(「○○ちゃん優しい子だよ。」などとお友達のいいところを見つけられた子に)
あああああああああ↓
「お友達のいいところを見つけられる○○ちゃんも優しいね」と言うと、子どもはとても嬉しい気持ちになります。
(買い物のお手伝いをしてくれたら)
あああああああああ↓
「○○ちゃんありがとう。とっても助かるわ」と気持ちを言葉で伝えてください。
お母さん、お父さんが嬉しそうだと、子どもも嬉しい気持ちになるのです。
このようにお子様をほめる時は、子どもの気持ちに共感して、感謝する気持ちを大切にしてくださいね