「人の振り見て我が振り直せ」

昔から言われていることだが、簡単なようで難しい。
人の行いから学ぶためには、人を下に見たら学べないし、上に見すぎて嫉妬するようでも学ぶ気にはなれない。大切なことは学ぶ心がけだろう。
学ぶ気になれば学ぶことは身の回りにありながら学べないには、心がけが不足し学ぶ準備ができてないためである。

昔はもっと学べた気がした。
子供のような曇りのない目、何かを見たときの感激、なぜだろうという驚き、それらがなくなっている。

テレビをつければ、戦争の狂気、人間の見にくさが見えすぎる。
あんなものを見ていたのでは見ること自体が苦痛になるか、感覚が麻痺してしまう。
「人の振り見て我が振り直せ」このこと自体が難しい世界になった。