ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

逆と矛盾

2009-01-07 | ISO外論
「逆をすればうまくいく」ということを何回か書いた。
今回はそれを書くつもりはない。
今年の経営者の新年あいさつを読んだ。
さすがの不景気の時代を前にした自問自答が多い。
その「問いと答えの間」にいくつかの矛盾を見た。

たとえば、「個人の能力向上は最低限必要だが、チームの能力を上げることが必要」という考え方、チームの能力を上げることにより個人の能力が上がるという考え方もある。
日本の現場はチームワークで発展した。また、現場と開発、営業などの部門間の差がないことも組織の活性化に役立った。
個人の能力が高かったからこれができたわけではない。
チームワークが良く励まし合って個人の能力が高まったといえる。

経営として力を入れるポイントは何か。
個人の能力を高める教育か。組織学習か。
派遣だから教育しないというのは、誤りである。
派遣も含めて教育すべきである。
チームワークを良くするために、チームという横と、階層という縦を一つにした、組織学習を見直す時期である。
コメント
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