ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

CAPDのプロセス

2006-06-23 | ボトムアップ・マネジメント
C:チェックの段階で現状把握して、現状をより深く理解するため解析する。
  現状の優れた点、問題点とその原因は何かを知ることにより、優れた点は継続させ、問題点はぜせいすることができる。
A:アクションの段階で自分がすることと、他の協力を得ることの全体を整理して、割り切りをつける。また、必要な意思決定と人、時間、予算の確保を考える。
  自分が十分できることは標準化して、他の人もできるようにしておくとよい。
  部下がいるなら部下に任せるのも良い。これが権限の委譲である。
P:CとAの出来栄えによりプランがより実現可能性のある計画になる。つまり品質のよい計画になる。

これが、PDを繰り返すだけでなく、CAというプロセスを取り入れることの効果である。
デミング賞のチェックリストには、方針の管理に統計的解析の活用がされているかという項目があるが、CAのプロセスで解析をすることにより、より質の高いPDCAを実践することができる。スパイラルアップのらせん状の活動になる。

この組織で自分がやりたいことはなにか。
それを元に、他の人の協力を得る方針・ビジョンをつくれ。
新たな目標に向けて活動するために、安心して人に任せられることは何か。
CAPDのプロセスは、目標達成と共に権限委譲のプロセスでもある。
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