『12人の怒れる男(原題12 Angry Men)』(1957年/シドニー・ルメット監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ある夏の日の午後。無作為に選ばれた陪審員12人が、少年の父親殺しの罪を問う裁判で評決を出そうとしていた。6日間に及ぶ裁判の内容から、ほぼ全員が少年の有罪を確信していたものの、1人の陪審員だけが少年の無罪を主張して・・・」という内容。
陪審員の評決次第では、被告の少年は死刑になってしまうのだから、彼らの決定はとても重い。
しかし、人種への偏見、住んでいる地域への差別等、被告にとって圧倒的に不利な証拠と相まって、いとも簡単に評決が出されようとする流れがとても怖い。
野球観戦の予定があるからという理由で、早く終わらせてしまいたい人もいるのだ。
面白いのは、裁判を扱う内容でありながら法廷の場面は殆ど無く、被告人も裁判官も登場しないこと。
物語のすべてが陪審員のやり取りだけで進行していくのだが、その陪審員についてさえ名前も素性も解らないままだ。
まぁそれについてはさほど必要のないことなのだけれど、そんな中でもある種の人間関係が構築されていって、それが評決にも影響していくことになる。
裁判所内の一室のみで展開されるとても面白い映画だった。
物語は、「ある夏の日の午後。無作為に選ばれた陪審員12人が、少年の父親殺しの罪を問う裁判で評決を出そうとしていた。6日間に及ぶ裁判の内容から、ほぼ全員が少年の有罪を確信していたものの、1人の陪審員だけが少年の無罪を主張して・・・」という内容。
陪審員の評決次第では、被告の少年は死刑になってしまうのだから、彼らの決定はとても重い。
しかし、人種への偏見、住んでいる地域への差別等、被告にとって圧倒的に不利な証拠と相まって、いとも簡単に評決が出されようとする流れがとても怖い。
野球観戦の予定があるからという理由で、早く終わらせてしまいたい人もいるのだ。
面白いのは、裁判を扱う内容でありながら法廷の場面は殆ど無く、被告人も裁判官も登場しないこと。
物語のすべてが陪審員のやり取りだけで進行していくのだが、その陪審員についてさえ名前も素性も解らないままだ。
まぁそれについてはさほど必要のないことなのだけれど、そんな中でもある種の人間関係が構築されていって、それが評決にも影響していくことになる。
裁判所内の一室のみで展開されるとても面白い映画だった。










