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晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

大月の花たち

2012年06月04日 | 
実生だけじゃなく、当然花もいろいろ咲いていました。



んー、シロバナノヘビイチゴかな。



んんー、ナガバノスミレサイシン…かな? 花が咲く頃に、くるりと縁が丸まった葉っぱが出てるヤツ…。




この丸い葉っぱは、キバナノコマノツメですね。図鑑を見ると「亜高山帯」とありますが、ここは1700~1800mぐらい。標高の割には厳しいのかな?



んんん~、、、キンポウゲ科ですね。。。えーと、なんだっけ?

ああ、これを忘れていました。



トウゴクミツバツツジ。盛りは少し過ぎていました。




実生たち

2012年06月03日 | 
標高1500m~1800mあたりの森を歩いたのですが、実生がいっぱい出ていました。



イヌブナ。実生だけでとてもブナと識別はできませんが、ま、イヌブナ林だったので。去年は豊作だったのか、いっぱい出ていました。



最初の本葉って、ブナってわかりにくいですよね。きょ歯があるし。でも、たぶんイヌブナ。



これは……たぶんサワグルミ(だよね?owlさん…)。掌状の本葉が特徴です。







いやー、ちょっと忘れましたね。学生時代は、もうちょっと識別できたのですが……。友人のowlさんが、みーんな教えてくれますよね!?

夏にはみんななくなっちゃうんでしょうね。それが、森の摂理です。

緑のうんこ

2012年06月03日 | 
山梨県大月市の森を歩きました。車道から、1頭のハナレとおぼしきニホンザルが木の上にいるのが見えた。

双眼鏡でのぞくと、新緑の葉っぱとともに花も食べているよう。カエデかな?

森を歩くと、緑のうんこがありました。




深緑の丹沢山登山

2012年05月27日 | 
5月最後の週末。五月晴れも今年最後ということで山に行ってきました。

丹沢はそろそろヒルの季節だし、ちょっと標高の高めのところがいいなと思い、塩水橋から丹沢山(1567m)にしました(結局丹沢…)。めずらしくマイカー登山です。

塩水橋の駐車スペースはすぐいっぱいになるそうで、頑張って4時起きです。東名を使って厚木経由で宮ヶ瀬まで、1時間半ぐらいですね。



朝、5時40分ぐらいで車はけっこういっぱいでした(写真は下山時ですが、朝もこんな感じだった)。

なんとか車を止めて準備をするものの、なんとトレッキングブーツのインソールを忘れる失態…。あああ、妻が下駄箱に入れるときに、入れるときに!! 後の祭りで、イラついてもしょうがないので、あきらめてがっちりヒモを締めて歩きます。

塩水橋からは、ゲートで閉鎖された塩水林道を歩きます。うーむ、やわらかいブーツなんで、なんとかなるか…。

林道脇は、マルバウツギが盛りを過ぎたころで、その他にガクウツギ、ヒメウツギの花も咲いていました。けっこう長い林道ですが、沢からはカジカガエルの軽やかな声が聞こえて励まされました。







だいたい1時間ぐらい歩いて、登山口到着。登山道に入ると、すぐに堂平です。堂平は丹沢を代表するブナ林ですが、わたしが学生のころから森の衰退が指摘されていました。



25年ぶりぐらいに行きましたが、土壌の復元だ、調査だなんだで立ち入り禁止でした。当時から25年たって、どうなっているのかと思いましたが、その後も人の手を入れながらなんとかなっている…んでしょうか?





ツルシロカネソウ(キンポウゲ科)。ツルっていうけど、つる性には見えないなあ…。



えーと、、、なんだっけ、これ? そんなに下向いているとわかんないよ。。。

★5月28日追記 takaさんに教えていただきました。「クワガタソウ」とのことです。



ツクバネソウ(ユリ科)。不思議な花ですよね。



丹沢三峰。25年前は、堂平から稜線に上がって、この尾根を下って宮ヶ瀬湖まで歩きました。ま、当時はダムはまだできてませんでしたが……。



かすんでいましたが、ぎりぎり海も見えました。



ムラサキヤシオ(ツツジ科)。西丹沢では盛りのころですかね? こっちにはわずかしかありませんでした。

★5月28日追記 とんでもなくいい加減話で恐縮ですが、トウゴクミツバツツジとムラサキヤシオとちゃんと区別してません。ちゃんと見ろや!!



ビンズイがよくさえずっていました。はじめてさえずりをちゃんと聞きました。声質はヒバリ系ですね。



丹沢山の山頂からはちょっとかすんだ富士山が見えました。

下山は、天王寺尾根、本谷林道を経由して塩水橋に戻りました。



大山を裏から見ました。

最後の舗装された林道は、インソールなしのブーツでちょっと気になりましたね。痛いということはないのですが。。。

びゅーんと、NO渋滞で14時には自宅着。いい山行でした。

【声を聞いた鳥】ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチ、ヤブサメ、コルリ、アオバトもいたかな? うーん、キビタキとクロツグミなど? ちょっと自信ない。
【見た鳥】ウグイス、ビンズイ、キクイタダキ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒヨドリ、トビ、オオルリなど

(歩行時間5時間半)

残雪の尾瀬ヶ原

2012年04月30日 | 
GW前半の29日、30日は尾瀬に行ってきました。朝3時半過ぎに家を出て、鳩待峠から入りました。

いや~天気良くて最高でした。



鳩待峠から下りのブナ林はまだまだ雪の中でした。



尾瀬ヶ原は、さすがにミズバショウは早いのですが、川が開き、一部木道も顔を出していました。



雪原の向こうに燧ヶ岳が見えました。



ヤナギも今か今かという感じです。

大好きなオオジシギも来ていました! 朝早くは、ほとんどアマガエルのような鳴き声で(本当にそっくり)、ジャ、ジャ、ジャ…って鳴いていて、最後にちょっとだけズビャーッって鳴くぐらいで、とてもさえずりとは言えない感じでした。その後、8時ぐらいになると、典型的な鳴き方で、ディスプレイ・フライトをしていました。それでも9時を過ぎるとまったく鳴かなくなりました。

いやー、わたしオオジシギのディスプレイ・フライトの鳴き真似が得意技で、最後の羽音までそっくりなんですよ(自慢)。問題は、それを迫真の鳴き真似を披露しても、誰も「???」なところですが……。

29日はずいぶんと暑かったので、いっきに雪解けが進みました。

鳩待への登山道脇の細流にはミズバショウが顔を出していました。





尾瀬の春も、もうそこまで来ています。

ひどい登山道

2012年04月03日 | 
西丹沢・白石峠から用木沢出合までの登山道は、ちょうど雪解け、雨の後ということもあって、登山道がひどいことになっていました。



登山道ができ、人が歩くと植生被覆がはがれる。



雪解けの水が登山道を浸食する。





登山道が掘れると、登山者がそこを避けるために複線化して、登山道が付け替えられる。。。いったん、登山道が谷化すると、どんどん流水による浸食が進む。上の2枚の谷に見えるところは、もと登山道だったみたい。



登山道全体が谷になっています。谷を登山道にしたのか、登山道が谷になったのかは、すでに分かりませんね。。。

丹沢の登山道の浸食は、もともとの地質、関東大震災(本当)、シカによる植生破壊、登山者の増加などが原因なのでしょうか。

一般論として、いったん山・森の土壌に線としての登山道が切られると、どうしても水によって浸食が進むのは性(さが)です。おもに植生によって回復する力と、おもに水によって進む浸食の力の関係によって、どうなるかが決まるわけですが、まぁ、丹沢の場合は浸食が勝っているというわけです。

神奈川県は水源税が導入されていて、年間約38億円の税収から、登山道の修復やシカの個体数管理にも税金が使われています(たぶん)。ちなみに平成24年からの5年間の新しい計画では「水源の森林づくり事業の推進」に134億円、「丹沢大山の保全・再生対策」に12億8000万が使われる予定です(事業の総額は5年間で300億)。なんだかピンときませんが、全国的も例をみない規模なんだと思います。

登山道に関しては、神奈川県自然環境保全センターは本当に頑張っていると思いますし、一登山者として、また納税者としても感謝もしていますが、山の崩壊に追いついていない気がするのも、まぁ、残念ながら事実でしょうか。


山女子と全力疾走した大室山…

2012年04月01日 | 
今日は、西丹沢の大室山に登ってきました。

小田急線の新松田からバスに乗ってすぐの山北のあたりは、川津桜や菜の花、コブシも咲いて、すっかり春模様でした。バスはちょうど見頃のミツマタ目当てのおばさま登山者でいっぱいでした。

今回のコースは、西丹沢自然教室から用木沢出合、犬越路(いぬこえじ)を経て、大室山に登り、加入動山(かにゅうどうやま)から白石峠を経て、西丹沢に戻る予定です。

登山口の西丹沢自然教室は、まだまだ早春。キブシの花もまだ開いていませんでした。



用木沢を渡るところでフサザクラが咲いていました。



この春は雪が多く、土曜日の雨が降ったので、ずいぶんとウェットな感じで、コケがきれいでした。このシダはなんだろう?




風がありましたが、大室山周辺は青空が出ていました。



稜線はまだ冬景色ですね。



だら~んとした大室山(1587.6m)。男子チームがいました。



お昼は、おにぎりにキツネどん兵衛のリフィルにお餅を入れていただきました。スノーピークの「オゼン」に風防を付けて使用。



いやー、雪解けと雨で、登山道が泥濘化していて歩きにくかったですね。特に下山は…。



白石峠からの下りも相当荒れていて、歩きにくくて歩きにくくて。

で、ようやく林道に降りたのが3時20分。バスは3時40分。。。やばいなあ、とややあきらめモードで早歩きで下りました。

途中、山女子が後ろから走ってきて「このバス遅れると、2時間待ちですよ!」と追い抜いていきました。

ああ、走りましたよ。約2キロ。山女子と一緒に。ほぼ併走。コンクリの道を登山靴で、死ぬかと思いました。

バスはなんとか間に合ったのですが、40分を過ぎてもバスの運ちゃんが外でタバコを吸っていて、こんなことならあんなに走らなきゃよかったとむかつく…余裕もなくぐったり。こんなに走ったのは久しぶり。ああ、でも、1月の高畑山のときも走ったな…。そんときよりもきつかった。やっぱりマイカー登山にするかなあ…。

さて、その併走し共に汗をかき、バスに間に合うという感動を共にしたその山女子とは……残念ながらとくに仲良くはなりませんでした。モンベルと靴を履き、紺のハットをかぶった、すてきな人でした…。

帰りの電車ですでに筋肉痛…。これは筋肉痛というよりは、痛めた??



2012年4月1日
西丹沢自然教室→用木沢出合→犬越路→大室山→加入道山→白石峠→用木沢出合→西丹沢自然教室
行動時間:約6時間40分(うち20分はラン…)






厳冬期低山 ~丹沢・仏果山

2012年01月29日 | 
日曜日はどこへ登りにいこうか、ちょっと悩みました。西丹沢とかはかなりの雪のようだし。結局、いつもの仏果山にしました。

せめていつもとはちがうルートで…と思い、土山峠から仏果山に登り、高取山から宮ヶ瀬ダムに下山しました。学生時代から、何十回も(おおげさか?)仏果山に登っているのですが、高取山からそっちに下山するのははじめてです。

朝は早めに本厚木に着くようにして朝ご飯を食べました。牛丼系か立ち食いソバ系かと思いましたが、めずらしくマックに入りました。
マックグリドルというのを頼んだのですが、隣のカップルが、「甘っ! なんだよこれ!? まじぃ!!」と彼氏がキレて、わたしも隣で激しく同意。。。ホットケーキにハンバーグはさむのはやめようよ……。

さて、宮ヶ瀬行きのバスに乗って土山峠へ。めずらしく登山者はおらずひとりで登り始める。雪は20cmぐらいか。トレースが付いている。昨日、2人ぐらいが下山したみたい。





シカの足跡かな? カモシカの可能性も!? 意外と新しい足跡がなく、あんまりおもしろくありません。 



仏果山につながる稜線は意外と細いのです。降雪直後はけっこう楽しいんだろうなと……。



天気がよく、仏果山の山頂からは当然のようにスカイタワーが見えました。たいしたもんだなあ。。。



海が見えました。気持ちいい山頂です。ハイカーも…10人ぐらいかな。みんなうれしそうです。



山頂の展望台からは、塔ノ岳、丹沢山の丹沢主稜がどーんと見えます。



頂上ではいつもの感じでお昼ご飯。むか~し、買った風防を導入。ばっちりです。本当は、ソロ・テーブルのようなものも買ったのですが、テーブルがあいていたので使用せず。

今日のお昼は近所のスーパーで手に入れた「ハナマルキ スタミナみそ汁」に昆布おにぎりをとお餅(小)をin!! このみそ汁、そぼろ肉とニラとキャベツともやし入りでなかなかうまかったです!



下りは6本歯のアイゼン(エバニュー)を履きます。買ったのは2年前かよっ! 急な下りをガシガシ下ります。ラチェット式の留め具がかなり快適で楽です。



高取山への尾根も細くて、けっこう楽しいです。楽しくてついつい走っちゃいます。



いろいろ足跡がありましたが、何かなあ……。猟期だし、イヌの可能性もあるしなあ。肉球が見えなくて、何かはちょっと分かりませんでしたね。



宮ヶ瀬ダムにおりました。インクラインというケーブルカーに乗りました。片道200円です。宮ヶ瀬ダム…はじめて見た! でけぇ!!

半原から淵野辺駅行きのバスに乗って帰りました。


■データ
2012年1月19日
土山峠→仏果山→高取山→宮ヶ瀬ダム
歩行時間=約5時間(昼食・休憩込み) 

東丹沢・高畑山

2012年01月05日 | 
1月4日は、正月休み最終日。ちょっと山歩きに行ってきました。
東丹沢の宮ヶ瀬湖脇から登る高畑山(766m)です。
ほんとうはそのまま丹沢山に登る尾根なんですが、それは春までお預けで、今回は高畑山からそそくさと下りてきました。

天気は午前中は穏やかな晴天で山歩き日和でした。

三叉路でバスを降りて、ちょっと車道を歩いて登山道に入ります。

のんびり登っていくと、雑木林とスギ林の境界でリスを発見! 写真は撮れません。
ふわっとしっぽを振ってスギの木に登っていきました。

いやー、新年早々いいもの見た!

と、足下に鳥の羽が散乱している。。。





わかりにくいのですが黄色い羽。
黄色の鳥といえば、、、キセキレイ? 手元の図鑑『野鳥の羽ハンドブック』(文一総合出版)では、当然わかりません…。
湖沿いですからキセキレイぐらいはいそうです。オオタカあたりがやったのでしょうか?



御殿森ノ頭の分岐にはりっぱなカシの老木が立っていました。
うーん、標高的にはアカガシ?(適当)



登山道下には炭焼き窯の跡が。丹沢らしいですよね。



高畑山頂上の展望台は解体されていました。。。
頂上ではカラ類の混群に囲まれ、これまた幸せな時間。
コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、コゲラ。コガラの丸くてかわいいこと!

と、斜面の向こうからガサガサと落ち葉を踏む音が。シカ? イノシシ? カメラを持って、近づきます。
近づいて、近づいて……、やっぱり林床の落ち葉をめくる鳥の群れでした。
カメラひとつで近づいたので、双眼鏡がなく、種類はわかりませんでした。ホオジロの仲間のような…。

お昼にはまだ早いので、早々に青宇治橋に向かって下山です。
途中、昭文社の『山と高原地図 丹沢』で、「展望よい」という場所でお昼ご飯にする。
展望よい…たしかに高圧電線の下でした。。。




まぁね…。確かに展望はいいよね。
最近電子国土も送電線の表記をやめ、当然、昭文社のマップにも送電線の表示はありません。
けっこう便利なランドマークなんですけどね……。



お昼は、鮭おにぎりミネストローネスープ雑炊。暖まる。
熱々の雑炊をほおばっていると、突然ゴオッっと凍風が。丹沢山方面から風花も舞う。



おおっ寒い。ということで撤収。その後も日は差すものの風花も舞う、まぁ、この時期の低山らしい天候です。



さくっと、青宇治橋着。そこから三叉路バス停に戻る車道が長かった……。
13時51分のバスに間に合うように、最終的には走っちゃいましたよ。。。



中津川がきれいでした。






冬の丹沢縦走 ~富士山をめざせ!その2

2011年12月19日 | 
菰釣避難小屋の朝は早い。この日泊まっていたおじさんの起床は、なんと午前3時。そりゃ、夕方4時から寝てりゃそうだよね。
ご婦人ふたり組も4時過ぎには起床。早いなあ。。。

わたしもしょうがなく5時には起床。小屋の外に出ると、半月の空に星が瞬いていました。
ゆっくりと夜が明けます。



カフェオレ飲んで目を覚まし、カップヌードル・リフィルに小さなお餅をくわえて朝食。

6時出発。まだ暗かったですね。



菰釣山(1379m)で夜明け。富士山がきれいに見えました。



清々しくも荘厳な夜明けでした。

甲相国境尾根を西へ西へと歩きます。甲相とは、甲州と相模のこと。両国の国境の尾根を行きます。
左に黄金色に輝く相模湾を見て、歩く前方には木々の間に富士山が徐々に近づいてきます。





甲相尾根を横切る峠に下るたびに富士山が見えなくなって、そして小ピークに登ると、また富士山が顔出し、
そのたびに大きくなってきます。なかなか楽しい感じです。



朝の斜光線で記念写真を撮りました。

細かなアップダウンをくりかえしなら、とにかく西へ。なだらかな尾根道をぬけると……



山中湖を眼下に、どーんと、富士山が! 高指山手前の富士岬平。





よい山行でした。



高指山から下山し、別荘地を抜け、車道を平野バス停まで。
ちょうど新宿行きの高速バスが来たので、それに乗って帰りました。

■行動時間
12月17日 大滝橋バス停→畦ヶ丸避難小屋→菰釣避難小屋 計6時間
12月18日 菰釣避難小屋→菰釣山→樅ノ木沢の頭→高指山→平野バス停 計5時間


冬の丹沢縦走 ~富士山をめざせ!その1

2011年12月18日 | 
この土日、妻が自宅で女子会を催すというので、これ幸いと山へ避難。

秋に登った西丹沢・畦ヶ丸から、山中湖への縦走を決行しました。もちろん、単独行です。

今年、GWに焼山から登って、本当は山中湖に抜けようという野望があったのですが、もろもろ不安だったので断念した経緯がありました。今回は、その後半を1泊2日で歩こうというものです。

小田急線、新松田駅の箱根そばでかき揚げソバの朝食を食べ、駅前のコンビニで文庫本を1冊仕入れてから始発の西丹沢自然教室行きのバスに乗りました。大滝橋で下車、10月の畦ヶ丸登山の下山で使ったコースから登ります。

沢沿いの林道を歩いてから登山道に入ります。10月に登ったときに、岩にへばりついていたイワシャジンを発見してびっくりたのですが、歩きつつまた会えないかと思っていました。


〈10月に発見したイワシャジン〉

なんと、ありました~!!



いや~、、、びっくり。あれから秋が過ぎ、初雪が降って、ちゃんと冬を迎えるのですね。。。ちょっと感動です。

大滝沢沿いに登るのですが、10月は台風の被害で荒れていた場所も整備されています。ありがたいことです。




〈10月の状況〉…たぶん同じところ。

沢を離れてぐいぐい登ります。畦ヶ丸避難小屋脇でお昼を食べて、早々にモロクボ沢ノ頭への尾根に入ります。



富士山が見えました! まだちょっと遠いですね。



ヘビノボラズのたぐいが実をつけていました。“蛇登らず”だけにトゲトゲで、たしかにヘビも登れません。。。





静かな尾根をアップダウンを繰り返して西に向かいます。冬木立のブナが青空に伸びています。

14時半、菰釣(こもつるし)避難小屋着!



お昼はおにぎりを二個食べたのですが、ちょっとお腹がすいたので、残っていたおにぎりをフリーズドライのお味噌汁で煮て雑炊にし
たおやつ(?)をいただきました。



この日は、わたしを入れて、あわせて4人の宿泊者でした。



快適で、清潔な避難小屋でした。

シュラフに入って、朝仕入れた文庫本を読みつつ、フォアローゼズをちびちびやる。。。幸せ。。。

夕飯は、アルファ米に天野フーズの親子丼。。。この親子丼、、、卵スープに粉々というかばらばらの鶏肉が入っているだけで、これは親子丼というよりは、鳥卵スープだな。ま、おいしいけど。

夜は、かなりの寒さが予想されたので、それなりに重装備です。シュラフは羽毛のもの(でも3シーズン用、しかも妻の)で、ゴアのシュラフカバー(妻の)をして、エアマット(妻の)を敷いて、足は羽毛の像足(妻の)を履いて、、、全部、妻のだな。なんでだろう!? で、ダウンジャケットを着て、ホッカイロを抱いて寝ました。

……暑かったです。気温はおそらくマイナス8度ぐらいだったと思うのですが。。。

しかも、寝たのは17時半ぐらい。。。。ああ、幸せ。









家から見える山。

2011年12月14日 | 
うちは西向きの斜面に建っているのですが、北西方面に山が見えます。



うーん、なに山だろう?



奥多摩方面かな。



アンドロイドの「山カメラ」アプリを起動して、山名を調べようとするものの、なんだかわかんないなあ。。。
山でも使ったけど、このアプリですぱーんと山名がわかることってあるのかな?

ま、右の三角が大岳山(1267m)かな。左は、、、三頭山とか!?
カシミール3Dを使えばいいんですが、、、、。

どこから来たのか?

2011年10月13日 | 


未だに風船を飛ばすイベントなんてあるんだろうか? もうそういうことはやめた方がいいじゃないだろうか? あるいは、店頭キャンペーンか何かで子どもプレゼントしたものが、飛ばされちゃったのかな? 
(2011年10月10日 畦ヶ丸山中にて)

すてきな避難小屋

2011年10月12日 | 
避難小屋が好きです。丹沢では泊まったことがありませんが、感じのいい避難小屋が結構あります。



これは畦ヶ丸避難小屋。森に囲まれた小屋です。
小屋内にトイレ完備(ただし、紙は持って帰ること)。とくに臭くはなかったですね。。。




なんと言ってもこれですよ。



小屋の真ん中に、どーんと薪ストーブ! ああ、泊まってみたい。たしか、GWに通過した東丹沢の黍殻避難小屋も薪ストーブ完備でしたね。丹沢ではデフォルトの設備なんでしょうか?




下山路で見た一軒家避難小屋。避難小屋だけに当然一軒家なのですが、どうも地名のようで、確かバス停にも○軒家というのが、いくつかあったような……。この避難小屋は中には入りませんでしたが、畦ヶ丸の方はとてもきれいに管理されていました。ありがたいことです。

畦ヶ丸で出会った生き物たち

2011年10月11日 | 
沢沿いの登山道脇でおしっこをしていたら発見。だいたいそういうときに見つけますよね。



ヤマアカガエル? まさか…タゴガエル?? 区別できませんね~。



沢沿いの日の当たる岩場にはヤマホトトギス(ユリ科)がいっぱい咲いていました。ちょうど見頃だったようです。花の色が濃くて園芸種のようです。

花と言えば、これも盛りでした。




イワシャジン(キキョウ科)。これも岩場に咲いていました。風に揺れて、なかなか写真が撮れませんでした。可憐ですね。
が、これはすごいですよね。岩の割れ目から生えてるって、割れ目もない状態……。



上の個体の根っこアップです。すごいなあ。どうやってこんなところに定着したんだろう? そもそもこれは多年草?? 何年かかったんだろうか!?



タヌキノチャブクロ。あれっ?ちがうな。これはキツネノチャブクロ!? うん、キツネかな。いつ見てもかわいいです。倒木の下にいっぱい生えていました。ホコリはまだ出していません。



台風の影響でしょうか? モミの球果がごろごろ落ちていて、不思議な感じでした。なんか、ごろりとした感じが死体っぽいのです。印象ですが。。。



センチコガネのたぐいですね。もっと紫色できれいだったのですが……。

ということで、ついに西丹沢に進出の秋の1日でした。