10月15日(木)、5年生は春に植えた稲の刈取り体験をしました。
柔らかな秋晴れの中、田んぼまで歩き、あぜ道に立つと、稲の乾いたいい香りがします。
地域の方に協力いただき立派に育った稲を、今日は5年生で鎌で刈り、稲束をくくり、はさがけしました。
はじめに、稲束のつかみ方や、鎌の使い方の説明を聞きます。初めて鎌を使う子どもももちろんいて少し緊張します。
田植えの時とは違って、たくさん分けつし大きく伸びた稲は、鎌で刈ろうとするとかなりの手ごたえがあります。
「ざくっ、ざくっ。」と稲を刈って、束を作り麻ひもで結わえて、はさがけします。
稲を刈っている最中にもいろんな虫や小動物を田んぼで見つけられて、びっくりしている5年生です。
最後に感想を言い合うと「ざくっと切れる手ごたえが楽しかった。」「だんだん手早くなって楽しくなってきた。」という声がありました。
「米は、これで出来上がったわけでなく、天日干しをして、脱穀、精米まだまだ口に入るまでには手間がいる。だから八十八(の手間がいる)と書くのだよ」
そんなお話を伺いながら貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。