二銭銅貨

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ジゼル/ボリショイ・バレエ2011舞台撮影

2011-05-31 | バレエ
ジゼル/ボリショイ・バレエ2011舞台撮影

2011年上演
作曲:アドルフ・アダム
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ
指揮:パーヴェル・クリニチェフ
出演:ジゼル:スヴェトラーナ・ルンキナ
   アルブレヒト:ドミトリ・グダーノフ
   ミルタ:マリア・アラシュ

ルンキナの表現力が凄い。ジゼルの壮絶な心の内がほとばしり出るような芝居だった。幽霊になってからも、その無表情の中にアルブレヒトへの思いがかすかに感じられた。グダーノフは王子様らしい王子様でかっこ良い。ミルタのアラシュだと思うが、パドブレの時の足首の動きが大きく素早く、凄いと思った。足首が歩いているような印象だった。全体に壮絶な印象のジゼルだった。

ジゼルの1幕目終わりのバリエーションは片足ポワントのみでの対角線移動と、シェネかピケターンのマネージュだった。

アサフ・メッスラー振り付けの「クラスコンサート」を併映。バレエのレッスン風景を舞台化したもので、子供たちの基礎的なバー・レッスンから始まる。インタビューの中で関係者が、「振り付け家のアサフ・メッスラーはバレエの練習風景を描いたハラルド・ランダーのエチュードを見て思いついた」と言っていた。

11.05.22 109シネマズ川崎


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