二銭銅貨

星の数: ☆良い ☆☆すごく良い ☆☆☆激しく良い ☆☆☆☆超激しく良い ☆☆☆☆☆ありえない

19国立劇場1月/姫路城音菊礎石/歌舞伎

2019-01-12 | 歌舞伎・文楽
19国立劇場1月/姫路城音菊礎石/歌舞伎

姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ)

序幕  曽根天満宮境内の場
二幕目 姫路城内奥殿の場
    城外濠端の場
三幕目 姫路城天守の場
四幕目 舞子の浜の場
    大蔵谷平作住居の場
    尾上神社鐘楼の場
大詰  印南邸奥座敷の場
    播磨潟浜辺の場

菊五郎、時蔵、松緑、菊之助、片岡亀蔵、梅枝、右近、萬太郎
彦三郎、坂東亀蔵、竹松、橘太郎、寺嶋和史、寺嶋眞秀

和史、眞秀の2人が大活躍。かなりの長時間、舞台に出てセリフも多かった。この2人のための舞台という感じ。外題がそもそも、音羽屋、菊五郎、礎石からできている。

冒頭は暗闇の中、舞台の幕に姫路城をマッピングし、鳥の妖しげな鳴き声を聴かせる演出。その後は、ぱーっと明るく幕が開いて、確か紅白の梅を背景にした、今はやりの「da pump USA」をアレンジした歌で始まる。10人程度の男女の町人による踊り。そのあとは地味に複雑なプロットと人物関係の物語が続く。渋い演目。

1779年初演の並木五瓶の作品「袖簿播州廻」の改訂版。1991年に国立劇場で初演以来の復活をし、今回、外題を変えてさらに改訂した。

19.1.04 国立劇場
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする