ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

紅茶とコーヒーが両方美味しいカフェはあるのか? 《喫茶ジゼル》

2010年07月30日 | カフェ
さて
コーヒーが飲めるようになろうとも
紅茶マニアは紅茶マニアであった

コーヒーが美味しい店は近所に割とあるのに対し
紅茶が美味しい店がない(コストパフォーマンス込みで)
しかもスイーツも個性があり美味しく
店の雰囲気も入りやすく
ダーリンの都合上タバコが吸えて
BGMがジャズかクラシック
家から近く
落ち着ける店は

そんなカフェがあるんだろうか?


ということで
二人で祈ることにした(笑)
神戸の底力に賭けよう
「そんな喫茶店ができないかな~」
と言い合ってしばらく経ち

家で飲む紅茶とコーヒーが一番グレードが高くなってしまった
なにしろムジカと萩原が購入のベースである
アールグレイはルピシアの《アールグレイ・グランドクラシック》

敵なしの布陣
だった


ある日ポストにチラシが入っていた
近くに新しい喫茶店が出来たようだ
萩原珈琲を美味しく味わえるこだわりの店とある
歩いていけない距離ではないし
ご来店のかたには粗品が
そして当店自慢のチャイがおすすめとある
これはリクエストしていた“紅茶の美味しい店”なのでは?
そしてうまくいけば美味しい萩原珈琲も同時にいけちゃう?

…というわけで
当然ながら仕事の休みを待って
いそいそ出かけた
場所は灘駅からも王子公園駅からもごく近い

喫茶ジゼル
看板には“Giselle”とある

中に入ってみた

店内は落ち着いていて
ゴブランのソファと椅子がきれいだ
ジャズがかかっている
クエスト2項目クリア!
いらっしゃいませーとママさんの声
「タバコいいですか?」
「はい、どちらでもどうぞ~」
うわ、タバコも席を選ばず吸って良しと?
重要な条件がクリアされた!

奥には長いカウンター席があり
渋いマスターがコーヒーを淹れている

注文は…
とメニューを開く
紅茶も珈琲もほどよくラインナップが揃っている
多すぎない少なすぎない…手練れの仕事だぞ
と二人で感心しつつ

彼:カフェオレ パンプキンケーキ
私:アッサム(ミルクで) レアチーズケーキ

ということで
しばしの間
期待は高まる

さあ、やってまいりました!
初めての店のワクワクの瞬間

美味しいアッサムは赤紫蘇の香りがする
この香りが出ればアッサムは間違いなく美味い
ポットから濃厚な水色のアッサムが
ナルミのカワイイ小花柄のカップに注がれる
香りをかぐ
茶葉と赤紫蘇のパンチの効いた香り
良い茶葉だ
まずストレートいただきまーす
このレベルのアッサムは久々
萩原の茶葉だろうか?
ミルクを入れる
ゴールデンブラウンに
あー美味しいー
これで近所の喫茶店で美味しい紅茶が飲めるー

さてチーズケーキだ
これがなんと私の好きな鎌倉山のチーズケーキにそっくり
クリームチーズのかたまりを上品に甘くして切っただけのような
ものすごく濃厚でシンプルなおいしさ
一度もしたことはないが5切れは絶対するっといける
(あとで聞いたら、萩原が鎌倉山のレシピで作ったとのこと!)

ここまでですでにここのお店のグレードに二人で驚く

さて彼のカフェオレ&パンプキンケーキである
実は彼はカフェオレ・マニアだ
萩原のコーヒー豆のブレンド選択は
カフェオレにしてどれだけ美味しいか?
だったりする
だからロブスタが好きなのだが…

ここのカフェオレは…萩原の美味しいカフェオレだぁ!
と我々だけにしかわからない表現(すみません)
つまり香りとこくと苦みがミルクを超えてやってくるカフェオレだった
ううむ、絶品だね

最後にパンプキンケーキである
シンプルなしっかりしたスポンジケーキだが
皮ごとの刻んだカボチャの緑と黄色がきれいだ
美味しいー!
しっとりとして甘みと風味がちょうど良い
手作りなのにもっさりしないかんじのバランス
しかも大きめカットで食べ応え十分

これは…
いづれ全メニュー踏破だ


というわけで
奇跡的なカフェを発見した

後日シナモンチャイを飲みに行った
さすがジゼル自慢のという逸品
こんなパンチの効いたシナモンチャイはなかなかない
コーヒーのモカを頂き
ここらで最も萩原の豆を美味しく頂ける店のひとつだろうと感動した
カフェ歴百戦錬磨のマスターとママさんの話などもカウンターで伺いながら
手作り夏みかんマーマレードのモーニングを頂く
その季節のジャムを手作りで添えてくれる
紅茶もポットで450円
コーヒーもブレンド450円
でこのレベルはなかなかない


求めよ、さらば与えられん!
といった出来事であった

また行こ~♪
通いそう…








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